新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

コタツ車両が最高すぎるトロッコ列車「湯めぐり号」で行く南会津!

 

「温泉でマッタリしたいよ~」と常々、温泉不足を感じていた私に、かれこれ10日ほど前、 栃木の温泉に行こうという提案がもたらさられた。

栃木限定なのは浅草から直通、JRよりも運賃が安い東武鉄道が利用でき、この時期は東京から一番近い雪国の温泉体験ができるからだ。 最初は湯西川温泉で、という提案だったが、私は夏に行った大内宿の冬を体験したいと考えていたし、湯西川温泉は雰囲気満点だけれど、どこの旅館もお料理が今一つなのだ。

湯西川はほぼ福島との県境なので、もう少し頑張ってお酒もお料理も美味しい会津へという事になりました~🚈 かなり遠いけれど大内宿の玄関「湯野上温泉」まで行って良かった。 とても楽しい温泉旅行になりました😍

 

~まったり、ゆったりトロッコ列車「湯めぐり号」~

 

都内から会津若松方面に行くにはJRの新幹線で郡山まで行き、そこから向かうか、 新宿、浅草から鬼怒川温泉方面経由で向かうかですが、どちらも時間がかかります。 同じくらい時間がかかるなら安く行ける東武線で行く事に。

正確には浅草⇒鬼怒川温泉までは東武鉄道、鬼怒川温泉のお隣、新藤原⇒会津高原尾瀬口までは野岩鉄道(やがん鉄道と読むんだって👀)会津高原尾瀬口⇒西若松までは第三セクター鉄道である会津鉄道で運行されています。

昨年からは浅草から会津まで直通で行ける東武鉄道「リバティ会津」という特急列車が運行されています。(会津田島から会津若松方面にリレー列車が運行)

今回は往路で浅草⇒鬼怒川温泉間を東武スペーシア「きぬ107号」を利用し、そこから最終目的地である「湯野上温泉駅」までトロッコ列車「湯めぐり号」を利用しました~

 

 

朝、早いので浅草から乗車。東京スカイツリー駅からも乗車可能ですが駅弁を売っている売店が無いので却下‼

駅構内のキオスクで駅弁を購入。種類は少ないのがJRのキオスクより劣る点・・・

 

珍しいので「台湾排骨弁当」。そして鮭いくら弁当というありきたりなね・・・

 

 

2時間弱で乗り換えの鬼怒川温泉に到着。向かい側には会津若松方面へ向かうリレー方式「AIZUマウントエクスプレス」が出発を待っています。 これには乗車せず14分後に出発の「湯めぐり号」の待つホームへ~

 

車体はかなり古くところどころ塗装も剥げています('◇')ゞ おそらく、ここで湯めぐり号に乗車したのは我々含めて3組だったと思う💦 後で触れますが、そのくらい認知度は低い列車・・・ 事前にトロッコ列車用の整理券をゲットしておかなければなりません。 整理券は「お座敷車両」で予約しました。

「お座敷亭」という赤提灯も用意されイベント感を盛り上げますが、それに関したイベントは何もありません。会津田島まで(約1時間ほど先)は車内販売もありませんから、ビールなどは事前に用意しておきました。 鬼怒川温泉駅で14分の乗り換え時間があったので、そこの売店で買えたかも?

 

お座敷車両は冬季間こたつ仕様となっております😍奥に見える車両は展望車両で天井部分も展望窓となっており、運転席隣には運転手さんと同じ目線で景色を眺められる席も設けられており、鉄道ファンにはたまらない構造となっております。

 

 

鬼怒川温泉駅でお座敷席に乗り込んだのは我々以外に1組のご夫婦のみでしたから、選びたい放題の座席。

 

 

今回はケムの代理でテッドが参加!!! 私はと言うと読みかけの本とビール、おつまみを持ち込みマッタリ~ 掘り炬燵になっており、ふっくらしたお布団、外は雪景色、いう事ありません!!!

 

 

トロッコ車両はメルヘンチックで可愛いの💕 この車両は「森の中の動物たちの幼稚園」というような趣旨で作られているらしく、座席もピンクで可愛らしかったです。

 

 

野岩鉄道区間は殆どがトンネルなので、長いトンネルに入るとスライド上映が始まりました~ 床には森の動物らしき足跡が・・・ 画像では分かり難いですが、幻想的ですよ~

 

トンネルの壁や車両上部にも動物たちのスライドが~音楽と共に上映されます。

 

 

この時点ではまだ乗客4組なので寂しい上映会・・・

会津田島あたりで数人乗客が乗り込み、殆どが鉄道オタクの人でした。

福島に入るとそこは雪国です。ローカル列車はカラフルな車両。

会津田島からは売店も開き、鉄道グッズやドリンクなども購入できました。

 

 

 

浅草から4時間半かけて雪国に到着!!!

 

 

4時間半、そのうちトロッコ列車には1時間半乗車していた事になるけれど、快適で楽しくてあっという間でした~ 雪の季節には、絶対また乗りたい‼ 最初の予定では鬼怒川温泉駅でAIZUマウントエクスプレスに乗車予定で4時間で湯野上温泉に到着予定でしたが、湯めぐり号があると知り変更したのですが大正解。

 

~トロッコ列車「湯めぐり号」の予約~

 

乗車3日前に東武鉄道のチケットを購入。特急は全席指定なので駅の窓口に行きました。 以前もこの路線は利用した事がありカード利用が出来ないので、お財布の中の現金確認‼ 東武鉄道はネットでチケットも買えず(会津まで通しでね)、窓口はカードが使えないってね~訪日外国人観光客だけはカードが使えるようです。

購入時点ではトロッコ列車の存在は知らず・・・ 夏に利用しましたが会津田島~会津若松間でしたし、冬季の運行は知らず・・・ 家に帰って時刻表を眺めていると鬼怒川温泉駅から、「湯めぐり号」が運行している! それも利用する「きぬ107号」とちょうど連絡する!!! 冬季間はお座敷車両がコタツ仕様と知ったので乗るしかない!!!

このトロッコ列車、整理券が必要。それも普通乗車券+310円!!!という安さ。

会津田島、会津若松間のトロッコ列車はJRで購入できますが、この「湯めぐり号」は 会津鉄道の有人駅、野岩鉄道有人駅、東武日光駅ツーリストセンター、鬼怒川温泉ツーリストセンター、東武トップツアーズ窓口とハードルが高い。 ネットでは購入も予約もできません。

私は乗車予定3日前なので予約状況を確認しようと野岩鉄道本社へ電話しましたが、 受付の方も分からず(;^_^A 若干、方言のあるご年配の女性のようで電話先が野岩鉄道かも聞き取れず確認しましたもん・・・というか私は「のいわ」と思っていたら相手が「やがんてつどう」と仰ったので、なおさら分かり難かったのですが😅

次に東武トップツアーズの浅草駅構内店に電話。 まだ希望のお座敷席、その他のチケットが浅草店持ち分はありますとのお返事。 整理券はご用意できますが本日中にという事で明日なら電話でお問い合わせ後にご来店くださいとの事でした。

翌日(乗車2日前)浅草には行かずソラマチにもトップツアーズがあると思い出し、そちらに向かうと・・・ 「手じまいしました」というスタッフさんのご返事。 「手じまい」・・・「手じまい」・・・チケット関係で初めて聞く単語だ・・・ いや、普段の生活に於いては、なおさら聞かない、使わない単語だ・・・

そこは大人なので想像力を働かせ、おそらく代理店ごとに割り当てがあり、その割り当て分を、どこかに返却したという事だろうと納得したが、もう買えないって事⁉ 湯めぐり号は2日前の予約じゃダメなの??? この「湯めぐり号」の告知は全くなされておらずネットで確認してもPDF版が見られるのみで、購入期限などの言及は一切無いのだ。これは販売する気がないね~もったいないね~ とても良い企画なのにね~

私はそこで「浅草店では今日でも用意できると言っていましたよ」と言うと、また 「手じまいしたんですけどね・・・」と。 ダメ押しで「じゃあ浅草店に行きますから、本当にあるかどうかの確認で浅草店に電話を入れてくださいませんか?」とお願いしてみると、東武トップツアーズ本社に、色々聞いてくれて最終的に手配してもらえました~✌

1人310円の整理券の入手がこんなに困難とは・・・ 旅行代理店なので1件に付き500円だったかな?手数料は取られますが。 その他の方法は無いに等しいのでしょうがありません。

トロッコ列車を利用する計画がある方は、ギリギリに整理券を購入しない方が良いと思われます!「手じまい」制度がありますから💦

ところで、この我々を大満足させてくれたトロッコ列車「湯めぐり号」、どこが運行しているのだろう? 冬の期間はなんと土日の運行はなく金曜日のみという微妙な設定で、なんの積極的な告知も無く、指定旅行代理店、鉄道会社すら実態を知らないというなぞ・・・ そりゃあ利用客も少ないわ・・・宝の持ち腐れ。

しかし、この入手get困難な「湯めぐり号」は利用すれば満足する事保証します!!!

 

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