新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

Black & Whiteの世界に迷い込む冬の大内宿

 

今日のブログタイトルのように冬の大内宿は白と黒の世界だった。 トップの画像を撮影し、後で確認した時に「あれ?白黒で編集されてる⁉」と一瞬考えて、 白黒の世界をカラーで写しても、それは白黒なワケで・・・と納得。 この日は断続的に雪も降っていたので青空は全く見えず写真に青が入るチャンスなどなかった。 「水墨画の様な」という表現があるけれど、まさに、そのお言葉頂きます!という風景。

 

 

湯野上温泉駅から大内宿まで冬期の公共交通手段はありません😰 自家用車で来た方以外はタクシーで行ってください・・・ 大内宿までタクシー料金は2千円弱でした。

駅から大内宿往復で4千円の価値はあるのか?って話にもなりますが、 そのかわり冬期間は宿泊料は安いですから・・・なので使ってくださいタクシー🚓 タクシーの運転手さんから、色々なお話も伺い、家に戻ってNHK「呑み鉄本線 日本旅・会津編」を見たら同じ運転手さん!!! 1台しかないの?タクシー・・・

冬と言えば牡丹鍋が食べたい私は会津の旅館で牡丹鍋を出している所が無いのでその辺りを聞いてみた。 分かった事は、イノシシはそこまでポピュラーではないのね、寒い地方では。 ただ震災の影響で福島の海に近い地域から逃れて汚染されたイノシシが住み着くようになったと。 鹿もカモシカは以前から生息していたけれど、日本鹿がやはり震災の影響で逃れて この地に増えたというお話だった。 熊はもともとおり、これは食用にするらしいが、冬期は冬眠中の為、猟はお休み。 そして、これもやはり震災の影響・・・というか原発風評被害で直後よりは観光客も増えたけれど、まだまだ震災前には戻らないというお話だった。 会津地方は福島でも一番内陸なので、あまり影響はないと思っていたけれど、そんな事はないんだね~

 

さて、さて、この旅行が決まって慌ててスノーブーツを探した。 普通のブーツで歩く自信は無いし、水分が染みて皮がダメになるのを避けたかったし。 靴屋さんには、ほぼ無いよね~スノーブーツ。あっても、そこそこ高いので手が出なかった。 通販で即配送してくれる手頃なスノーブーツが見つかったので便利な世の中だ。 現地に到着し、想像以上に雪が降り積もっていたので、用意して大正解😎

 

 

この大きな鳥居は、このずーっと奥にある「高倉神社」の鳥居。 第七十七代後白河法皇の第三皇子、高倉以仁王をお祀りしているのが高倉神社。 「後白河法皇の皇子なら京都にいたんじゃないの???」とお思いのあなた大正解。 しかし、この時代は平清盛がイケイケの時代。平家による朝廷支配に危機感を持った 高倉以仁王は平家打倒に打って出ましたが、宇治川の戦いで敗北し以仁王も戦死・・・ というのが一般的な説です。実は敵の包囲網からの脱出に成功しこの大内宿まで逃げてきたというのがこの地方の言い伝え。

この地まで逃げおおせた皇子に、またもや平家の追手が追いつき、今まさに喉元に剣を突き刺そうとしたその時、天から大きな轟きと共に稲妻が鋭いナイフのように地面に走り 追手である平家の武士は「これは神からのお告げに違いない、触らぬ神に祟りなし」と以仁王を越後に逃がし、稲妻が走った場所に、この高倉神社を創建いたしました~とさ。

あら、まあ、、、敵である平家が創建した神社なのね~

 

 

あ~ツララ・・・あれほど本物を見たいと夢見たツララ・・・(いやいや、そこまでじゃないでしょ~。。。) これほどまでに、ツララ、ツララ状態でツララ欲は満たされました。

カマクラもあったよ~

 

 

大内宿が一望できる湯殿山に登った。 これが行はまだよいよい、帰りは怖い・・・展望台まで辿り着くまでは急な坂道で怖かった~ この高台にある子安観音にお参り。

 

 

 

大内宿を一望し、観音様にも手を合わせ、雪が降り積もる急な階段も無事に降り終え、 平坦な道に出て良かった~と安心した次の瞬間、綺麗にあお向けに滑って腰を打ちましたとさ・・・

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