新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

LAXとヒユーストンで自動入国審査端末APCを利用した時のお話し。

旅行や出張で渡米する際にESTAを事前に申請しておかなければならないという事は、もはや常識。そしてESTA所有者である日本人がアメリカの空港で入国する際に、APC(自動入国審査端末)が利用でき、主要空港には設置されているので以前より格段に入国がスピーディになりました‼

昨年(2017年)ロサンゼルス空港で初めてAPCを使い、渡米前の疑問も解消✌ なので同年に南米に行く為ヒューストン空港での飛行機乗り継ぎの時にはスムーズにAPCを利用できました~ その時のまだAPC利用でドキドキ分かんない事だらけだったお話を~

ESTAについては現在、日本語でESTA申請できるサイトもあり親切ですね♪ ESTAの有効期限は2年です。

アメリカ領の場合は旅行の際に必ずESTAがいるとも限りません。アメリカの50の州では必要ですが、準州のグアム、北マリアナ諸島などの渡航には必要ありません。

ただしグアムの空港にはスムーズに入国審査が進むようにAPCが設置されており、 わざわざ申請しなくても良いのではと思いますが、既にお持ちの方はAPCを利用されると 早く空港の外には出られますね!

アメリカのAPCの前に日本でも自動化ゲートの登録を!

成田や羽田でうすうす自動化ゲートの存在には気づいていましたが、昨年まで利用した事は無く、ゴールデンウイークなどのメチャ混み時にも、長~い出入国審査カウンターに並んでいました。

アメリカの空港のAPCは大型だし、派手にずらーっと並んでいますが、日本の自動化ゲートは 審査官がいるボックス?がずらーっと並んでいる端に申し訳なさそうに目立たずあるので、 気が付かない方も多いのではないでしょうか⁉

その目立たない機械にパスポートとディスプレイの表示通り指紋を照合して終わりという画期的に早く出入国できるシステムです。(未だにパスポートをかざす向きが分からず手こずる私ですが(;^_^A)

昨年、思い切ってフライト当日、成田で申請しました。

申請場所は成田第1、第2ターミナル、羽田国際線ターミナル(3か所)中部空港、関西空港と東京、大阪、中部入国管理局で申請できます。 詳しくは法務省のホームページを見てね!

私は成田第1ターミナルで申請しました。場所は保安検査を受ける前だったので2階の南ウイングと北ウイングの真ん中にある「ご案内センター」。

[caption id="attachment_1253" align="aligncenter" width="500"]成田自動化ゲート申請場所 成田自動化ゲート申請場所[/caption]

[caption id="attachment_1254" align="aligncenter" width="500"]自動化ゲート申請書 自動化ゲート申請書[/caption]

パスポート情報を記入するだけで、後は指紋登録で終わり。パスポートに「日本国自動化ゲート利用希望者登録済」という長ったらしいスタンプを押してもらって終了!!!

「こんなので大丈夫なの?」と心配でしたが、自動化ゲートを通る事が出来たので安心・・・ 日本に帰国時も使えますが成田の入国審査場は、積極的に機械のアピールをしていないので 探すのに苦労するかもしれません(;^_^A

顔認証の自動化ゲートは登録なしで使えます!

8月に入って帰国時に羽田を利用したら、入国審査場に顔認証の自動化ゲートの運用が始まっていました。 2020年のオリンピック時に海外からの旅行者をスピーディにさばくためなんでしょうね。

これは上記の出国時の自動化ゲートとは違い、登録なしで使えます。

ICパスポートの顔写真部分のページをスキャンさせ(情報の読み込み)、その後、その場で顔写真を撮影し 一致すれば、それで入国完了! 簡単に通れました。非常に混雑していましたが、全く時間はかかりませんでした。 いずれ出国手続きも、顔認証で登録も無く時間もかからなくなるのでしょうね。

追記:2019年1月現在、羽田、成田空港ともに入出国で顔認証ゲートが増設されていました。 自動化ゲートを使用する必要はありません。 出国スタンプが欲しい方は、顔認証の後で審査官のところに並べばもらえますし、 必要なければ審査官を素通りでOKです。

LAXでAPCを使ってみた

おそらく世界中、どこの空港もそうですが、そこが最終目的地の場合は「Arrival 到着」と書かれた方向に歩けば自然に入国審査(イミグレーション)に辿り着き、そこで審査を受ける事になります。

アメリカの場合はアメリカ以外の国に行く為にアメリカの空港で乗り換える場合でも入国審査を受けなければなりません😰

少しでもアメリカの土を踏んだら即ち入国とみなされます。 多くの他の国では、空港で乗り換えの場合、セキュリティのみの場合が多いです。

シンプルにその地が最終目的地だったロサンゼルスと南米への乗り換えで降り立ったヒューストンどちらもAPCを利用しました。

[caption id="attachment_1256" align="aligncenter" width="500"]APCマシン APCマシン[/caption]

(上記の写真はバハマ、リンデン・ピンドリング空港のホームページよりお借りしました)

その前年サンフランシスコ空港ではAPCを利用しませんでした。LAXの場合はイミグレーションに近づくとスタッフが「ESTAを持っている人はAPCへ~」という誘導を行っていたので 必然的に利用する事になったのです。

APCを利用しない場合、イミグレーションには「US Citizen」と「Foreigner」に分かれており日本人は当然「Foreigner」に並びますが、これが大きい空港だと大変に混みます。 SFOでは積極的にスタッフが案内してくれなかったので「Foreigner」で長く並びました。

実はこれも早く外に出られる方法があったのですが、それは後で。

APCを利用する前の私の疑問

APCを利用できる条件としてESTAを取得して2回目以降の利用者というのがあった。 最初に書いた通りESTAは2年で有効期限が切れる。切れたら再度申請しなければならない。

私はその前年にESTAを取得してサンフランシスコに行っており、有効期限はまだなので 2回目以降の利用者となり問題は無い。

では、同行者の場合はどうなるのか?

ESTA利用が生まれて初めての同行者。 〇有効期限が切れて、新たに申請してからは初めての利用。

結論は、一度でもESTAで入国し(何度目のESTA申請でも関係ありません)その時と同じパスポートを所持していればAPSでサクッと入国できます。

1人旅ならAPSの後、イミグレ担当官の所に行って簡単に入国と行きますが、 複数名で同じ条件では無い場合、APSを使っても同じくらい時間がかかる場合があります。

実際にAPCを使うと・・・

APC同一住所の家族などならば同じ機械で何人でもOKです。

日本語対応になっていますから日本語で表示される指示に従って、 パスポートを読み込み、指紋を照合し、簡単な質問に答え(画面上で) それらが終わるとカメラで顔写真を自動的に撮られ、レシートが出てきて それを出入国審査官に持っていきます。

しかし、このレシートに「✖」がつけられている場合があるのです💦

それはESTA利用が全くの初めての場合とパスポートが以前ESTAを利用した時と情報が違った場合です。 パスポートの更新や住所変更などの場合ですね。

すると、結局APC利用ではない列に並び審査を待ち、審査官の所で指紋照合、網膜?見てるのあれ?じーっと機械を見つめなきゃならないテストね!そして質問とこなしてようやく入国がOKされると・・・

自分だけが早く終わっても、同行者が引っかかると結局、時間はかかります・・・

その時、、私が並ぶように言われた列は、日本人でも1人旅っぽい人は、ばんばんインタビュールーム送りになっていてドキドキした~ トランプの影響恐るべし!!!

4人で行って4人そろったのでバッゲージクレームに行くと、とっくに4人分の荷物は出ていて既に降ろされて並んでいました。それくらいAPCでも時間はかかったという事です。

LAX恐るべし、なのは普通はガラガラ自分の荷物を引いて出口から出るだけでしょ? だけれど、LAXでは出口審査も受けなきゃなの~💦

3か所くらいあって待っている間、ウロウロ連れまわされている探知犬が何度も近寄てくるのでドキドキしました。

そこを経てようやく空港外に出られました~

ヒューストンの空港でAPCを使う

[caption id="attachment_1255" align="aligncenter" width="500"]ヒューストン空港 ヒューストン空港[/caption]

最初に書いた通り、ヒューストンは南米に行く為に乗換えで利用しただけですが、 アメリカ入国扱いになるので入国審査を受けなければなりません。

しかしAPC利用で驚くほど速く入国する事ができました。

ヒューストンは外国への乗り継ぎだけではなくアメリカ国内便への乗り継ぎ客も多く時間がかかる場合が多いのですが、混雑対策にAPCは大いに役立っているようです。

ヒューストンでは飛行機を降りイミグレに進むと「US.citizen:::ESTA」そして「foreigner」に分かれており、さくっとUScitizenと同じレーンを使え、その人数たるや少ない、少ない・・・「foreigner」方面は行列でしたが。 APC・・・後に対応する入国審査担当者は1人でしたが、とても暇そうでした(笑)

南米からの帰りもヒューストンで成田行きに乗り換えでしたが、その時に 一緒に行った妹はAPCでレシートに「✖」がついていました。 当然、大行列の「foreigner」また「visitor」に並び直しました。

ESTAを利用しアメリカ入国が2回目以降だったし、パスポートも変わっていないのに この様な事もあります。 指紋がきっちり取れなかったのかな~???

この時はトランジットタイムがたっぷりあったので問題はありませんでしたけれど。 「APCを利用できるから乗り換え時間が短くても大丈夫!」と考えている方、この様な場合もありますので早めの行動が大切ですね!

ヒューストンから国際線の乗り換えと国内線への乗り換え

ヒューストン空港のターミナルの説明、地図はラウンジ利用の記事に詳しく記しましたので、そちらをご覧ください。ただし地図はとても見えにくいです💦

https://kemu-no-wakwak.work/2018/04/25/houston-lounge/

ターミナルはAからEまであり広いですがC,E,Dターミナルは隣接しており徒歩でもそんなに遠くはありません。 少々遠い国内線専用のA,Bでもスカイウエイで結ばれているので移動はスムーズです。 (1分半くらいの間隔でスカイウエイが発着しています)

国際線乗換えの場合

航空チケットを通しで購入している場合、ANA便、ユナイテッド便利用の国際線への乗り換えの場合、預け入れ荷物は日本から目的地までバゲージ・スルーですので一度空港でピックアップする必要はありません。 (ワンワールドJALなど)スカイチーム(デルタなど)利用の場合は、それぞれのサイトでご確認ください)

国際線の乗り換えターミナルD,Eは隣接しているのでスカイウエイを使用する事もほとんどないでしょう。 トランジットの時間をラウンジで過ごしたり、それぞれのターミナル事でショップ、レストランが異なっているので、時間がたっぷりある方はスカイウエイを利用して、それぞれのターミナルのお店を楽しんでください。

国内線乗換えの場合

国内線へ乗り換える必要がある場合は、一度ヒューストンで荷物をピックアップする必要があります。 入国審査後、商業エリアまでの途中にバッゲージクレームがありますから、そこでピックアップし、 再度、ピックアップエリアにあるバッゲージ・ドロップで預け直します。 すでに日本でタグが付けられていますので、再度チェックインの必要はなく預けるだけで良いのです。

家族が頻繁にヒューストン空港で国内線乗換えを利用していますので、聞いてみました。 (昨日、帰国したばかりですので私の知識より最新です(笑))

一度、荷物をピックアップする必要があるけれど時間はかかる?
時間は、そんなにかからないよ~バッゲージ・ドロップもすぐの所にあるからね。
そうそう、入国審査が混んでいる場合バッゲージクレームに行ったら荷物が出てこなくて10分くらい探したんだけど、すでに荷物は出ていて端の方に置かれていて 間違って持って行かれたらどうするんだよ!と思ったね・・・
入国審査、混んでたの?どれくらいかかった?
混んでいたけど、審査自体に並んだ時間は最大で30分くらいかな? その間に荷物は既に出ていて、ターンテーブルから降ろされていたんだよ~ スカイウエイでの移動もスムーズだし乗換えで時間がないとかは今まで無かったな。ユナイテッドの国内線は座席が2-2が多く広いよね~
デレイとかゲート変更とかの場合、ユナイテッドのアプリが凄く使えるからダウンロードした方が良いよ~

ユナイテッド便を利用する場合、このアプリが使えるアプリなんです‼

サービス面では、なにかと評判が芳しくないユナイテッド航空ですが( ´艸`)アプリだけは使えるのです。 フライトの予約、確認だけではなくそれぞれのアメリカ国内空港のフロアマップ、発着状況(ゲート変更など)などを確認できます。 空港内で現在地から、利用したい施設(同じ空港内の)までのルート、所要時間まで表示されます(@_@) 広い空港の場合、これがあると安心ですね。

ユナイテッドの場合、エンターテイメントを楽しむ場合も、このアプリがあればコンテンツをダウンロードして 機内で楽しむことができます(モニターが無い場合も多いので)

iPhoneandroid両方のストアからダウンロードできます。

自前でイヤホンも用意しておいた方が良いですよ~ 備え付けが無い便も多くありますから(ビジネスクラスなら問題はありません)

そしてReturn ESTAという制度もあるのです。

ヒューストンの空港では表示が「US.citizen:::ESTA」だったので、何も考えなくても アメリカ市民待遇を受けられたのですが、これはヒューストン空港だけではなく、 他の空港でも同じ扱いが受けられるのです。

APCを利用できる条件と同じで、ESTAで2回目以降の渡米である事、パスポートの変更が無い事が条件で「US.citizen」方向に進み、そこで入国審査(APC利用)が受けられます。 空港によっては「return ESTA」の表示がある場合は、やはりアメリカ市民と同じ扱いで、 「foreigner」に並ぶことはありません。

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