新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

レトロでアメリカン・フレンチテーストなカフェ「吾妻橋パーラー」と昭和の終わり。

 

ネットフリックスに「この世界の片隅に」が加わっていたので昨夜は、とんねるずの番組まで視聴。

一昨年、「君の名は」が大ヒットした同じ時期、この作品が大変良いという評判をあちらこちらで耳にし機会があれば見たいと思っていました。

クラウドファンディングで資金を集め実現したアニメーション映画はロングランを記録。 広島の原爆を扱ったアニメなのかと思っていたけれど、舞台は同じ広島の呉。

主人公のすずは広島市で生まれ19歳で呉に嫁ぎ、その頃からどんどん戦況は激化し 呉も連日アメリカによる爆撃を受け、すず自身も片手を失くしてしまう。

すずの幼少期から戦後までが、優しいタッチのアニメとすずの話す広島弁が更に作品全体に優しさを加えている。

のんという声優の声がこの作品を成功に導いたのではないかと思う。 おそらくあの時代の日本では当たり前であった日常を淡々と描き映画の主張を前面に持ち出す事は無い。

他の戦争映画の様に号泣という事も無く、十分に悲惨で現代ならば人間が壊れてしまいそうな状況でも深く胸をえぐられるという事も無い映画だったのだけれど、実は地味~に悲しみがぽたりぽたりと落ちる雪解け水の様に静かに心に染み入ってくるのだった。

冒頭のコトリンゴという方が歌っている主題歌「悲しくてやりきれない」がこの映画そのものなんだと思えたな・・・

 

そして映画の視聴を終え昨夜最終回だった「とんねるずのみなさんのおかげでした」を見た。 最後に彼らが歌った「情けねえ」に込めたメッセージに泣けた~ 「この世界の片隅に」を見た後で心が弱くなっていたからね。。。

殆ど見る事も無くなった地上波で、木曜日の9時だけは欠かさず見ていた番組だった。 私の中で「いいとも」の終了と共に昭和が完璧に終わった日となった。

戦後、アメリカ資本主義に完全に追従し、文化が全く違う日本はアメリカのストリクトな部分にそのまま毒され思想や言論の自由が、どんどん狭まってきているように思えるんだよね~ 「バラエティを滅ぼすなよ」というメッセージは、それを象徴しているように思えた。

 

「責任を伴わない自由」という幻想が「個人の尊重」という名の下にどんどん削られて 言論を狭めているようだ💦 ばかばかしい物は世の中には絶対必要だよね???

近所のカフェ「吾妻橋パーラー」

 

春分の日はとても寒く、雨も降っており家から出る気にならなかったけれど、夕飯の材料が無いので近場に買い物に行った。 いちおう何でも揃うのは一番の近場のソラマチだ。 ソラマチの入り口まで寒さを堪えれば中に入ってしまえば雨も寒さも関係ないもんね~

しかし思う事は同じで、雨だとソラマチはとても混んでいるのだった。 ついでにお茶でもしようとソラマチ内のお店を物色したけれど、どこも行列。 しょうがなく家に戻る途中にある、まだ行った事が無いカフェに行った。

本所吾妻橋の「吾妻橋パーラー」はスカイツリーが完成した位に開店したカフェだ。 その隣にあった「カフェ・カイラ」と同時にオープンしたのだった。

外観もブルーのドアが可愛らしいお店でしたが中も店主の趣味なのか、 フランスっぽくもありアメリカっぽくもある小物がいたる所にあって可愛らしかったです。

ドリンクなどの食器もアメリカなどのレトロなものを使っており、 下北沢にあるようなカフェでした~

 

[caption id="attachment_1276" align="aligncenter" width="500"]コーヒーとマフィン コーヒーとマフィン[/caption]

 

ミルキーガラスも良いな~と思いました。

[caption id="attachment_1277" align="aligncenter" width="500"]紅茶とカップケーキ 紅茶とカップケーキ[/caption]

 

カップケーキにトッピングされたクリームがポップ。 個人的好みではホイップこんなに要らないけれど、見た目には可愛いよね( *´艸`) 昔は渋谷や下北沢で、昭和の時期にこのようなお店が流行っていたけれど最近はあまり見ないな~ なので逆にレトロモダンで新しいかもね???

 

 

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