南米の中心的空港リマの「ホルヘ・チャベス国際空港」
リマ空港は正式名は「ホルヘ・チャベス国際空港」です。
「ホルヘ・チャベス」とは星の王子さまの著者サン・テグジュペリとほぼ同じ年代の飛行家です。3歳ホルヘの方が年上ですが、亡くなったのはサン・テグジュペリより34年も早いのです。
フランス出身のホルヘは飛行機で色々な記録を樹立し当時の飛行最高度の記録も持っていましたが1910年、アルプス越えに失敗し亡くなってしまいました。 彼はペルー系フランス人でしたからペルーの航空に関する様々の物に名前が冠されています。
飛行機の黎明期に恐怖に勝る勇気をもってチャレンジしたホルヘ・チャベスやサン・テグジュペリの様なパイロットの存在が、今の安全な航路での空の旅行を可能にしたのですね~😢
・・・と、感傷に浸っている場合ではない!!!(ついつい「人間の土地」を思い出しちゃって(´;ω;`)ウゥゥ)
そのリマの空港はペルーだけではなく、南米、中米、北米、ヨーロッパなどからの飛行機が離発着する南米有数の24時間空港です。
リマは海沿いの街なので霧が多く、その影響で視界の良い深夜の離発着が多い空港です。 私もリマには行きも帰りも国際線は夜の12時台のフライトでした。
国内線利用ではリマからマチュピチュに向かう人々が、とても多く、ツアーなどは、ほぼ リマからマチュピチュ行は早朝というツアーが多いです。 深夜にリマに到着し、3時間くらい休んで、マチュピチュ行に備えるって感じです。
イミグレも深夜でも、とても混んでいましたが昨年からペルーは入国カード記入は必要なくなり、日本の自動入国マシーンの様にパスポートの読み取り、指紋照合の後、担当官の所で軽く質問をされるという流れで行列から予想したよりも早く出ることができました。
下の写真は午後便でマチュピチュの玄関クスコに行く時の物ですが、午後便でもクスコ行きは大変混んでいました。
空港内のお店は、いわゆる一般的な大き目の空港にあるようなお店は一通りそろっていましたし、24時間営業のフードコート、スタバ、マック、郷土料理を出すお店など数多くありましたが、どこも混んでいる印象。
観光立国ペルーの玄関なので、地方の寂れた民俗博物館に展示されているようなコーナーもありました(≧▽≦)
ペルーレイルの出張所もあり実際にチケットも買えます。
リマ空港が非常にユニークなのは国内線、国際線ともに同じターミナル。セキュリティーも国内、国際線利用者同じセキュリティー。
セキュリティー・チェックを通ってから左右に分かれるだけ・・・というシステムなので、セキュリティー・チェックの列は非常に長いです。
ラウンジは18ゲートに向かう前・・・17番ゲート付近にありました。 チェックインカウンターで渡されるラウンジカードに詳しく書かれています。
チェックインカウンターで「ラウンジはスマック・ビップラウンジをお使いください」と言われました。 ラウンジに着くと、そのすぐ近くにも「ビップ・クラブラウンジ」もありました。
利用客が多いリマの空港ですが、ラウンジはなんとこの2か所だけ‼‼‼ ワンワールドもスターアライアンスもこのラウンジ・・・ おまけにプライオリティパスも、ダイナーズカートも同じラウンジ‼‼‼
なので両方のラウンジ前は行列でした。ラウンジスタッフが中の席を確保でき次第、順次、案内され入室。好きな所に座れません・・・って。。。座れる場所もないけれど。
真夜中でもサンドウィッチやケーキ、クッキー、サラダなどがありました。
生のオレンジ搾りたてジュース。これ・・・浅草の「ふるさとにっぽん」にある愛媛のミカンジュースのコーナーにもありますね( *´艸`)
ビールはカウンターで注文するタイプ。 カウンターで、どこの航空会社利用なのか?を聞かれバーテンダーさんが、それを何かに記入していました。 オール・キャリア利用なので大変ね・・・
もともと広くもないラウンジで激混みなので、くつろげなかった~ それに南米の方は自由なので、PCやスマホで動画を音付きで見てるの・・・💦 床に寝たり・・・自由だ・・・初めてでした、このような雰囲気のラウンジ。
「Sumaq Vip Lounge and business center」はプライオリティパスで使えるラウンジの中で世界のトップの評価を受けた年もあるとは驚き(@_@)
激混みだったし、必要ないのでPCを完備しているビジネスセンターは行ってないし、 シャワーも使ってないし、トイレも普通だったような??? 休眠用に毛布なども用意されているらしいですが、その様にくつろげる座席は目にしませんでした。
オマケでリマ空港の荷物預かり所について~
復路、ヒューストン行きのフライトまで時間があったので空港で荷物を預け市内に行きました。 リマ空港の「荷物預かり所」は国内線を出た直ぐ右にあります。
国際線利用の場合でもターミナルは同じなので、国際線の出口から近く分かりやすいです。
写真右の黄色いサインがある所がバッゲージクレームから続く出口で(お迎えのドライバーが立っていますね)写真中央に女性が立っているすぐ横です。 荷物の大きさによって違いますが、大きなものでソルで支払いましたがドル換算で$20くらいでした。
また深夜発着が多いため空港内で仮眠を取っている方も多く、寝られるような椅子も無いし、皆さん通路の床に寝てらっしゃいました~痛そう・・・
マチュピチュの玄関、クスコの空港~
クスコの空港は「アレサンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港」といいます。 「国際空港」とついていますが実際にはリマ、アレキパなどペルー国内線のみのフライトだけです。 クスコ中心部からはタクシーで20分くらいの距離です。
内部はなかなかに新しい空港でした。
商業施設はサラーっとペルーの名産であるアルパカ製品やお土産屋さんなどと数店の飲食店という感じ。
ゲートもあっさり、ガラーンとした無機質な空港でした。 この時ガラーンとしていたのは、クスコでストライキが行われていた影響があるのかも? 空港のゲートは警官で守られている状況でしたから・・・
ラウンジはプライオリティパスなども使えるラウンジがあるらしいですが利用していないので (利用できないが正解!)詳細はわかりません・・・
リマもそうでしたがクスコの空港も空港内に入る前に車の検問があります。 白タクは、中まで入れません。 この日、空港内まで辿り着けたツーリストはラッキーな人々だったのかもの状況でした。。。