行動できる時間が48時間を切る弾丸旅行。
そこに半日アユタヤ観光ツアーと最終日のスパ体験3時間程度の拘束を入れたので、
動ける時間は限られていた。
しかし初めてのバンコクなので3大寺院も見ておきたいし~
面白そうなショッピングモールも行きたいし~
可能ならば中華街でフカヒレとか、カオサンロードで屋台とかも行ってみたい。
と考えていました。
ガイドブックや旅行ブログなどでメジャーなバンコクの観光スポットをリサーチすると
ほぼ電車での便が悪い所にあり、タクシーとかトゥクトゥクなどの利用を進めている
情報が殆どでした。
なので3大寺院は現地ツアーで周ろうかな~などと思ったり。
結局、アユタヤツアーにしたので、そちら方面には自力で行くしかありません。
(とても面白い現地ツアーを見つけました!しかし解散場所の地理感がわからず断念。
実際に行ってみるとボートを使えば問題がなかったのですけれど。次回は参加したい!)
そんな時、地図を眺めているとバンコクのメジャー観光スポットが集まっているチャオプラヤー川両サイドは
ボートで簡単に安く行ける事を知りました。
BTS(スカイトレイン)でボート乗り場に行けて使い勝手がとても良いのです。
ホテルからだったのでMRT(メトロ)は利用していません。同じ感覚なんだと思います。
現地ツアーやハードルの高いタクシーを使う必要は全くなかったのです。
タクシーは日本と比べるとかなり安いですがバンコクの交通渋滞は半端ないです。
それとホテルなどで手配できる場合は安心ですが、問題がある場合もたたあるそうで。
uber は無くなりGrab(アジア圏で利用できるタクシー配車システム)利用の方が安心かもです。
Grab利用の場合はネット環境を確保してくださいね。
まずはBTS(スカイトレイン)のラビットカードを作ろう!
ラビットカードの前に一通りバンコクの交通システムの説明を。
☆バンコクのスカイトレイン・地下鉄・エアポートリンクについて
バンコクの公共交通はBTSという高架を走る電車とMRTという地下鉄があります。
またBRTという専用レーンを走るバスシステム(通常のバスとは違います)もあるそうです。
ARLというスワンナプーム空港直結のエアポートレールリンクがありBTS,MRTの駅と直結です。
🚃BTSはスクンビット線、シーロム線の2路線。サイアム駅で2路線が連絡
🚃MRTブルーライン、パープルラインの2路線で、観光は主にブルーラインでBTSの2路線と連絡しています。
🚃ARLはBTSスクンビット線、BTSと連絡しています。
料金はBTSが一番高く16バーツから59バーツです。(日本円で55円から200円程度)
今回はプルンチットというBTSスクンビット線の駅にホテルをとっていたので、
BTSとボートを頻繁に利用しました。
始発はだいたい6時で終電は24時までで時刻表はありませんが5分程度から8分も待てば
来るのでストレスがありません(ただし混んでいて乗車できない場合も(>_<))
都内で地下鉄利用と同じ感覚ですね。
地下鉄、エアポートリンクの利用時間もほぼBTSと同じですがエアポートリンクは
時刻表があります。
詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.transitbangkok.com/
☆どこの駅でも簡単にラビットカードは作れます!
ラビットカードは主にBTSで利用できるパスモの様なカードです。
BTS だけではなく空港までのARL、新バスシステムのBRTで使えますがボートや地下鉄(MRT)
では使えません!
セントラルワールドなどのフードコート、マックやスタバなどでも利用でき安くなったりします。
短期の滞在の場合、券売機で購入すれば問題ありませんが、時間帯によっては非常に
券売機も行列です。
コインしか使えない券売機が多く、無い場合は窓口で購入する事になり、ここも行列です。
自動改札も行列になり、電車も待たなくては乗車できないばあいもあります。
なのでラビットカードを作っておけば時間と手間の節約ができます。
下の写真はBTS構内です。右手に見えるのが窓口でここでラビットカードを購入します。
手数料は100バーツで200バーツからチャージできます。
私は300バーツチャージしましたがリチャージする事はありませんでした。
リチャージも、この窓口でします。使わなくなった場合は払い戻してもらえます。
以前はデポジットが必要だったらしいですが現在はありません。
LINEペイと連携もできます。
☆バンコクの電車はカラフル~
BTSはどの車両もラッピング車両でした。
どこがドアなのか開くまでわからない(≧▽≦)
ホームによっては反対方面行きの電車も同じ場所で停車するので注意してください。
最初は驚きました(@_@)行先は分かりやすく表示されているので良く確かめてね。
電車とボートで三大寺院まで行ってみましょう!
まずはバンコクの主だった観光スポットの位置関係を地図でどうぞ~
バンコクのビジネス、ショッピングの中心はサイアム周辺ですが観光スポットは
チャオプラヤー川の右岸に集中しています。
一番メジャーな三大寺院・王宮とはワット・プラケーオ(王宮寺院)、ワット・ポー、
ワット・アルンです。
屋台がありバックパッカーに人気のローカルな地域カオサンや中華街は
ヒルトン・マンデリン・シェラトンなどのメジャーなホテルとワット・プラケーオの
周辺にあります。
サイアム駅から船着き場のあるサパーンタクシン駅まで行きサトーン船着き場で
ボートに乗ります。
☆サパーンタクシン駅からサトーン船着き場に行く。
私の場合はBRTプルンチット駅から出発し、
BRTサイアム駅でシーロム線に乗り換えSaphan Taksin(サパーンタクシン)駅まで行きました。
サパーンタクシン駅に着き、サトーン船着き場を目指します。
2番出口目を目指しますが遠いです💦
自動改札では切符で引っ掛かる人も・・・ラビットカードで良かった~
改札を出ると左手に進めば、Sathorn(サトーン)船着き場が見えます。
上の写真の左手がもうサトーン船着き場です。
チケットは乗船する種類によって違います。どのボートも主な観光地に
泊まります。
☆ボートの種類は2種類+ショッピングモール専用ボート。
🚢チャオプラヤーエクスプレス
ボートに掲げられたオレンジ・イエロー・グリーンの旗が目印になっていますが、どれも観光地には泊まります。終点は観光地から遠く離れた場所なので
行先は気にせず乗船してください。
〇オレンジが06:05から19:05の時間帯で運行ノンタブリー行:急行あつかい
〇イエローは16:00から20:00まで運行ノンタブリー行:特急扱い
〇グリーンは16:00から18:05までの運行パーククレット行:特急扱い
〇旗なしボートは通勤・通学時間帯のみ運行
💖お勧めはオレンジのボートで料金が一律片道15バーツです。
船着き場かボート内で購入。(どのボートも購入場所は同じ)
他のボートは行先によって料金が違い10バーツから30バーツ
🚢チャオプラヤーツーリストボート
英語のアナウンスもあるツーリストボートは30分に1本程度の運行で
片道50バーツ。一日乗り放題チケットは180バーツです。
🚢大型ショッピングセンター直通ボート
チャオプラヤー川沿いにある大型ショッピングモールのアイコンサイアムや
LHONG1919は直通無料ボードを提供しています。
1時間に一本程度と書かれていましたが、私が乗船した時には
往復共あまり待たずに乗船できたので乗船人数によるのかも?
とも思っています。
主な船着き場・・・ここから有名観光スポットへ!
- サトーン船着き場・・・乗下船の起点
- 4 Marine Dept・・・遠くに中華門がみえチャイナタウンに近い。
- 5 Rajchawongse・・Marine Deptからここまでがだいたいチャイナタウン。
- 6 メモリアルブリッジ・・第二次世界大戦記念、日本軍が作った橋でここからはフラワーマーケットや川を眺めながら食事ができるスポット多数。
- 8 ワット・アルン・・・3大寺院の一つでライトアップが美しい。
- 9 Tha Chang・・・王宮やワット・ポーに近い。
- 13 Phra Arthlt・・・バックパッカーの聖地、屋台や大衆食堂。
小さな切手ほどの薄い乗船券をくれますが、乗下船時や中での確認はありません。
船が着き次第、乗船します。
座る位置は自由ですが、一番端の眺めの良いシートは良し悪しで波を直接
被ってしまう場合を目撃(*_*)けっこう揺れるのです。
この王宮の様な船着き場はヒルトンかな?シェラトン・マンダリンなどの有名ホテルはその下の立派な専用ボートでの送迎があります。
以前はワットポーに停まったボートは昨年末からワットアルン側に
泊まるようになりました。
ワットポーや王宮に行くにはワットアルンから渡し舟に乗船します。
ワット・アルン側の渡し舟乗り場は、エクスプレスボートの乗船場がある
道を5分程度行くとありました。
🚢下船の時の注意!!!
中にはボートのスタッフが何名もいて停船船着き場が近づくと大きな声で
知らせてくれますが、タイ語なので全く聞き取れず(*ノωノ)
なので、周りの風景は人の動きに注意しながら(もちろん地図も!)
スタッフに行きたい地名を伝えました。
私の場合は「ワットアルン!!!」そうすると降りるように促してくれました。
間違って降りてしまっても、また乗船すれば良いので心配はありません。
帰りも同じ船着き場で、行く方向の矢印「⇄」に従って待ちましょう。
上り下りともに同じ船着き場です。
そういう意味では英語のアナウンスのあるツーリストボートの方が楽かもしれません。
川から眺める夜景がとても綺麗なのでぜひボートで楽しんでください!