新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

【3連休弾丸初バンコク旅行9】ワットアルンは行って良かった~夕暮れに美しさを増すミラクルテンプル

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初めてのバンコク観光で3大寺院めぐりを外す観光客は少ないんじゃないかな~?
しかし私は物理的に無理だったのだ💦

ただ「暁の寺」という意味を持つワットアルン(Wat Arun Rajwararam)には行きたかったんだよな~

この長い名前のワットアルン、実は2013年から2017年の秋頃まで大改修工事が行われており、
現在みられるワットアルンはピッカピカの綺麗な状態なのです。
80mの高さを誇るヒンズーのシバ神が住むとされる須弥山(しゅみせん)を模した大仏塔は
遠くからでも眺めることができます。

「暁の寺」といえば三島由紀夫の「豊饒の海」4部作の第3部として読まれた方も多いと思います。
「豊饒の海」は数十年前に読み、三島由紀夫の凄さを感じさせられた作品でした。
非常に感銘を受けたのに、内容を1mmも覚えていない~┐(´д`)┌ヤレヤレ
ホモのお坊さん?火事?それ違う???(≧▽≦)

ホテルでアフタヌーンティーを楽しみ、それから出かけました~
サトーン船着き場からエクスプレスボートに乗り20分くらいで到着しました。

ワット アルンはお寺のディズニーランドや~

両岸の眺めも美しいチャオプラヤー川をボートで進み、ワットアルン船着き場に到着~
7:30から17:30までの入場時間の為、チケット売り場は終わりでしたが、中には入れました。
拝観料は50バーツです。(時間外の為、拝観料は払っておりません)

ボートを降りた瞬間にテンションの挙がるタイ・タイこれがタイの寺院や~

3大寺院のワットプラケオ、ワットポーへの入場にはパスポートが必要だそうです
ここはいりませんでした。

桟橋を降りたところですでにテンションが~

左手がチケット売り場になっていました。この時間は入場終了が近づいているので扉は半開き状態。
この時点で「見学しても大丈夫なのかな~締め出されないかな~」と心配でしたが問題ありませんでした!

どこを見ても美しい境内をうろつき須弥山を表しているという大仏塔に登る事に。
高いわ~(@_@) 急だわ~(@_@)
左手に上弦の月が美しいわ~

チャオプラヤー川の対岸にワットプラケオも見えるじゃない😍

ふと見上げると大仏塔の台座を両手で支えている方々が・・・?力持ちですね~
この方々はヤックン・モックンではなくて「ヤック(鬼)」と「モック(猿)」というインドの叙事詩
「ラーマーヤナ」に登場する神々なのでした~
「今日も一日、ご苦労様!」と声をかけずにはいられません( ´艸`)

ワットアルンは遠くからでも白く美しく輝いて見えますが、その正体は壁一面に陶器が埋め込まれ、
それが乱反射を起こし輝いて見えるのです。
陶器が埋め込まれているといえばバルセロナのガウディ作の公園「グエル公園」を思い出します。
ひょっとしてガウディも、このような建築にインスパイアされたのかもしれませんね?

陶器が埋め込まれている壁面
お供えの綺麗なお花のレイ。
ヤックンモックンはわりと笑顔で重たい仏塔を支えてました(笑)

大仏塔をグルグル廻ってどこから見上げても美しいわ~😍

大仏塔の最上階ちかくに3つの頭を持つ象を発見!!!
これは「3つの頭を持つエラワン象」でヒンドゥーの神話に登場する仏教の守護神
インドラ神を表しているそうです。
インドラって女神様かと思っていたけれど上に乗っているのは男神よね?
インドラは日本では「帝釈天」として知られております。じゃあ男だわ・・・

わ~対岸のワットプラケオ(王宮寺院)が綺麗に見える~😍

夕暮れ時だったので、沈む夕日がとても美しかったのです💖💖💖

私が上った大仏塔の周りを、これまた美しい4基の小仏塔が取り囲み全てが美しい細工を
施されています。
イタリアのドゥオーモの繊細な細工を思い起こさせてくれました。

余談ですがバンコクの有名寺院などは、その装飾にイタリアの大理石を取り寄せている
寺院もあります。

上からの眺めを満喫し、いざ階段を降りようとすると怖い~急すぎる~(@_@)

これから本殿に向かうのですが、長くなったので次回という事で。
たった1泊のバンコク弾丸旅行でどれだけ続くのバンコク旅行記(*_*)

さて夕暮れから夜が美しいワットアルンが「暁の寺」と名付けられたいわれです。

アユタヤ時代には「ワット マコーク」というお寺だった。

アユタヤ観光でたびたび触れている18世紀のビルマ軍による進撃で首都だった
アユタヤが陥落し、傷ついたタイの将軍タクシンが命からがら夜明けに辿り着いたのが、
ワット マコーク今のワット アルンでした。
なので「ワット チェーン(夜明けの寺)」そしてラーマ4世時代に「ワット アルン(暁の寺)」とされたのです。

当初は小さなお寺でしたが、新王朝数代にわたり今の様な威容を誇るようになりました。

時間が限られており駆け足で回ったワットアルンでしたが、想像以上に
美しく見て楽しく大満足!
ぜひ、ぜひチャオプラヤー川のほとりに美しく輝くワットアルンに行ってみてください。


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