今日のタイトル、正確には「愛の不時着」VS「テセウスの船」と書くべきだった。
wowow制作番組「太陽は動かない」の主役は藤原竜也でその相棒役が
「なんだかな~」という話💦
「愛の不時着」「テセウスの船」「太陽は動かない」は私の中で直近1年の
面白いドラマベスト3。
「愛の不時着」今2周目。
夫は帰宅しほぼTV番組は面白いものが無いのでさっそくネットフリックスを
視聴する。
すっかりヒョンビンファン。(ソン・イェジンではないようだ(笑))
2周目もやぶさかではないので一緒に視聴していろいろ気づきもある。
『静』の演技で全てを語るヒョンビン
リ・ジョンヒョクを演じるヒョンビンは顔芸があまり見られない。
とても抑制した演じっぷり。
もちろん北朝鮮のエリート将校で主人公である。
エリート将校の悪役なら日本よりもアクションの大きい顔芸も見られたのかも
しれない。
それに加えて愛する兄を亡くし前途有望なピアニストから
軍人へと望まざる人生を選択せざるを得なかったリ・ジョンヒョクを
演じているのだから。
とことんストイックなジョンヒョク。
軍人への道を歩みだし喜怒哀楽を表す事がなくなったジョンヒョク。
それがユン・セリと運命のような出会いを経て色々な感情が生まれてくる
ようになるその演技が全て「静」
控えめな眼差しで、それら全てを演じ分けているのだ(@_@)
眉毛運動が連動しないほど最小の極めて最小の筋肉しか
動かしていないのに伝わるのだ(@_@)
ユン・セリは酸いも甘いも知る実業家で自分に正直な
女性だ。
一目見た時から「あなたは好みだ」と言えるような女性。
2人で車に乗っているシーンでセリが「初めて会った時に
好みの顔だって言ったじゃない」とジョンヒョクに向かって
言うシーンがある。
その瞬間にクールなジョンヒョクは顔の表情はそこまで崩さず、
しかし心の中ではガッツポーズをとり小躍りしているに違いないと
視聴者がすぐにわかる演技をするのだ目のささやかな動きと輝きだけで(@_@)
それが巧みに母性本能をくすぐる原因でもあるのだけれど。
全ての抑制が「品性」に繋がっているんだよね~
この「愛の不時着」のリ・ジョンヒョクはヒョンビン意外に考えられないのは
この演技と彼の持つ「品性」に拠る。
分かりやすい「動」で全てを表す竹内涼真。
その対極が「テセウスの船」の主人公、竹内涼真であ~る。
「太陽は動かない」の主人公藤原竜也の相棒、竹内涼真であ~る。
「テセウスの船」はとても面白いドラマだったけれど唯一、主人公の
ワンパターン顔芸と役柄も「あんた引っ込んどき!」というような
役柄、それをもってしても毎回続きが気になるドラマだったわけだが。
主人公の田村心が困惑する時も怒る時も、よ~するに心が動揺する場面で
演技がワンパターンなのだ。
眉間にしわを寄せてこれでもかというくらいの困惑顔芸、
手のひらはパーで必ず上に向いており、体は時計方向に3分の1回転し
直ぐに態勢を立て直し、やりどころのない気持ちを表すって言うパターン。
そして主人公の田村心のやることなす事、犯人捜しの邪魔にしか
なっていないのでは?と視聴者をイライラさせる脚本にも
問題はあると思うが。
でもって「太陽は動かない」ですよ。。。
来年度映画で公開される物語ですがドラマも配役は同じ。
超豪華俳優陣(@_@)
その中で主人公の藤原竜也ですら存在感が薄く感じられる
芸達者な面々の中で藤原竜也の相棒という重要な役割が
竹内涼真演じる田岡。
「お願いだからあんた動かないで~」と毎回言いたくなるような
「テセウスの船」と同じくらいの役に立たないだけではなく、
藤原竜也演じる鷹野を無駄に動揺させ足を引っ張るという役どころ。
視聴者をイラつかせるだけの存在にしか思えない。
で、つねに眉間にしわを寄せ、何事かを叫び、手のひらを広げて上に向け
体を3分の1回転させて元に戻すっていう同じパターンが繰り広げられた。
あの演技=竹内涼真になってしまっている完全に💦
その2番組を見たおかげで彼の出ているCMすらイライラしてしまうのだ(≧▽≦)
お願いだ竹内涼真、怒り、焦りを表現するもう3パターンで良いので
違う演技を見せてくれ!
もともと個人的に竹内涼真は好きでも嫌いでもないタイプ。
なのにこれらのドラマの為に竹内涼真=イライラになってしまった💦
まあ彼はまだ若いので、これからどんどんうまい役者になっていくと思いますけれど。
惜しい東出昌大!という結果に我が家では(笑)
韓国ドラマに欠かせない「愛の不時着」の主人公の適役、犯罪行為も
厭わない成り上がりの少佐で執拗にリ一家の失脚を願うのは
チョ・チョルガンという人物。
この役柄を日本人が演じるとしたら香川照之意外に考えられないと
お嬢との間で合意した( ´艸`)
ならリ・ジョンヒョクは誰が適役か?
見た目なら東出昌大だね~で一致。
「でかい」というところが一番のポイントだ( *´艸`)
あのようなスキャンダルを起こさなければ、いやもっと遡って、
まだ若いのだから結婚も急がなければ、清潔で端正な顔は
ジョンヒョクに近いかもしれない。
ただ大きなマイナス点が演技力だ。。。
スキャンダルが無くても演技力は変わらないだろうし。
生きていてかなり若ければ高倉健さんでもいいくらいだ。
高倉健さんからヤクザのイメージと東映を取り外し、
やはり演技力を付けてもらえばストイックさという部分で
かなり近くなると思うんだけどね~
そして主要人物ではないけれど、ジョンヒョクのいいなずけ、平壌の
最高級デパートの経営者の娘であるダンさんの母親。
(経営者=母親)は上沼恵美子で決まりだ✌
相手役のユン・セリさんは、日本の役者さんでも、どうにか
なりそうな気もするけれど・・・
あの方「私の中の消しゴム」の女優さんだったのね~(@_@)
「四月の雪」のヒロイン彼女ソン・イェジンだったのね~(@_@)
韓国映画は後にも先にもこの2作品しか見たことはなかったけれど、
どちらもユン・セリだったのだ(@_@)
息の長い女優さんですね~
ところで、久々に面白かった「愛の不時着」
このドラマを見た人は「トッケビ」というドラマを
必ずと言ってよいほど面白いという感想がSNSでは見られる。
トッケビと梨泰院クラスが話題だ。
ドラマ内容から「梨泰院クラス」は評判でも見ないだろう(≧▽≦)
「トッケビ」は何度見ても涙、涙の物語らしく、そんなに人気ならと
見てみる事に。(Amazonプライムで配信中)
「トッケビ」とは900年生きる鬼の事で死神も出てくるし
時代を超えたファンタジードラマだ。
ファンタジードラマは嫌いではない。
最初は900年前の戦国時代のシーンなのだが、歴史物も嫌いではない。
しかし、このドラマはダメだった。
初回を最後まで見るモチベーションが保てないのだ。
おそらく主人公が全く好みではないの一言に尽きる💦
ヒョンビンも好みど真ん中ではないけれど、好ましくはある。
トッケビの主人公役コン・ユという俳優が大沢たかおをもっと
庶民に近づけたようにしか見えないのだ💦
主人公がダメでもヒロイン役が美しければ私の場合、見る動機にはなる事もある。
しかし、このヒロインがこれまた私好みでは全くないため、
内容は嫌いではないはずなのに全く入ってこない。
おそらく私の韓国ドラマブームはすぐに終わる気配('◇')ゞ
ヒョンビンの「アルハンブラ宮殿」はとりあえず見るとして
それ以外は見ないだろうと思う今日この頃。。。