新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

高齢母が緊急搬送でコロナ禍の厳し~い病院事情を知り家計はピ~ンチ!

 

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今年のみずがめ座は超ラッキーイヤーだって誰が言ったんだ???

ウン百年ぶりで、これからはみずかめ座の時代だって誰が言ったんだ???

 

わたしはみずがめ座であ~る♒

母も父もみずがめ座なみずがめ比率が高い一家に育った長女であ~る。

 

それが、みずがめ座イヤーになったとたんにピンチであ~る💦

 

コロナで旅行にも行けない暇な私が先月から来月まで、ひょんなことから

某デパートでチョコレート売りのオバチャンをやるはめになって

販売員とかレジなどのバイトの経験のないオバチャンはてんぱっている

日々の金曜日、午後からパートに行かなければというタイミングで

電話が一本入った・・・

 

老人施設に入所している母が誤嚥性肺炎の疑いで緊急搬送するので、

施設に来てくれという電話であった☎

 

(上の写真は8ミリフィルムに残されていた昭和40年代の祖母、私、母、妹)

 

 

コロナの影がついてまわる母の初めての入院、施設生活。

 

母が認知症と気づいたころのお話・・・

 

母は気がつかないうちに認知症になっていた(;'∀')

10年ほど前、父が亡くなり疑いから確信に。

 

我が家は豊かではないが貧しくもなかった。

父の退職後も年金で贅沢しなければ十分に生活できる環境だった。

 

父の生涯で唯一の入院、そして最後の入院時、母から預金通帳を見せてもらって

愕然とした(@_@)

通帳の残高が素晴らしいほど無いのだ(@_@)

 

私は問い詰めた。

しかし、釈然としない答えしか母からは返らなかった。

 

とはいえ、高齢者である父の入院費用は捻出できるくらいにはあった。

 

父は理想的な死に方をし初めての入院生活を2か月で終わらせた。

 

葬儀も80代という年齢で退職後、かなり時はたっていても、

リーマン時代の関係などなどから、香典も集まり、

赤字もなく立派な葬儀で見送る事ができたのだった。

 

お母さん・・・おそらくあなたの葬儀は最小限でも私たちの負担に

なるでしょう(´;ω;`)

 

「院内感染・・・」母は大丈夫だったが入院は長引く。

 

父が亡くなり一人になった母は自分の病状にも気づき、

老人施設に入居したいと希望し私の住居から遠くない施設に入所。

ここは有料で年金では足りないので姉妹で負担していた。

 

そんな母の認知も進み、昨年の2月に施設内で大腿骨骨折で入院。

手術後は自分で食事もとれないほど認知は進んだ。

そうなると、もとの施設には戻れないのだ(自立が条件)

 

金銭的負担の少ない特養に申し込みも済ませ、つなぎで老健に移る直前に、

なんと院内感染が入院先病院で起こった(@_@)

母は陰性で問題はなかったけれど、そのような場合、違う施設に移るのは

延期💦

 

半年も入院生活が続いたので副産物として途中から母の年金から少しづつ

葬儀預金ができるようになっていた。

 

よ~やく老健に移り、申し込んでいた特養も受け入れ先が決まり、

今から3週間前の1月某日にはそこに入所する予定だったのだが、

またしても、そこでコロナ患者が発生(@_@)

特養入居は延期となっていたのであった・・・

 

病院から転院してきた利用者が転院してすぐに発熱、コロナ陽性と判明。
(無症状なので老健の個室で療養しているようです)

幸い職員、他の入居者に陽性者はでなかったのだが、大事を取って

入居は延期となったのだ。

 

そして先週金曜日の午前中の電話ですよ💦

 

救急隊員の素晴らしさに感激するも病院はなかなか見つからない。

 

「M子さんが発熱しているのを職員が早朝確認し、担当医の診察で誤嚥性肺炎が疑われるので病院に緊急搬送します。病院が決まりしだいまたご連絡するので付き添いお願いします」とう電話が(@_@)

 

またすぐに電話があり「骨折時に入院していた○○病院に連絡しましたが受け入れられないという事で済生会○○病院なら受け入れるので救急車で来てくださいとの事です、これから呼びますからすぐに付き添いお願いします」という内容。

 

急ぎ施設まで行くとすでに救急車に母は搬送されており、私もその中に。

酸素マスクをしている母は落ち着いているようだった。

 

受け入れてくれると言っていた済生会が他の救急患者で受け入れられないとい

いう事だった💦

それから、何か所も隊員の方が連絡入れるも「数週間前にコロナ患者発生あり」

との情報で次々と受け入れを断られる(´;ω;`)ウゥゥ

 

車内の隊員3名の方は母の様子を見たり、私に情報を共有してくれたり、

とにかく親切で優しくてテキパキしていて尊敬してしまった。

 

その時に救いの神が✨✨✨

 

それまで連絡を入れていた病院はどこにあるのかも分からない病院ばかり、

初めて場所も知っている病院が✨✨✨

 

有名私立大学病院くらいにネームバリューのある総合病院。

「個室対応なら受け入れますという事です」

個室か~しょうがない選択肢がないのだから受け入れるしかない。

個室利用も数日だろう・・・とその時は考えていたのだった・・・

 

もう1か所もあるにはあった。

隊員の話しでは延命治療専門で入院即挿管になるというので辞退。

 

1時間以上も救急車に缶詰めでホッとしたわ~

15分ほどで有名大病院に到着🚙

 

個室(差額ベッド)代が帝国ホテルより高い(@_@)

 

病院に到着し救急隊員さんが引き渡し終了のご挨拶にみえ、

最後まできびきびとして優しくてまたまた尊敬💖

毎日、忙しいだろうに素晴らしい方々だ💖

 

検査の結果、母は誤嚥性肺炎と軽い心不全を併発しており、

コロナは陰性。

 

実は救急車の中でも「もし母がコロナだったら私、うつっちゃう??」

と心配ではあったのだ💦

この時点でも100%安心はしていなかったけれど💦

 

入院書類にサインをして個室は1泊33,000円と知る(@_@)(@_@)(@_@)

入院受付で落ち着いたら大部屋への移動もお願いして💦

 

夫が10年前に十二指腸潰瘍で入院した時の個室は半額だったのに💦

母にあてがわれた部屋は一番安い個室でした~

これって帝国ホテルが今打ち出しているプラン1か月30万と少し、

より高いじゃん!!!

 

かりに~10日個室だと・・・考えたくもない💦

百歩譲って母が「有名病院の特別室っていいわね~😍」と認識できるのなら

まだしも、豚に真珠状態(≧▽≦)

 

義弟もその後、病院に行って再度相談し大部屋への移動をお願いした。

 

 

全介護なので大部屋はダメ???お金が無いと無理なの認知症老人?

 

 

担当医より電話があり「こちらの都合なのでもうしわけありません。今週は大部屋は満床で来週以降になります」という連絡も頂いた先週、土曜日。

 

週が明け、違う担当医より母の病状の報告が入った。

 

「誤嚥性肺炎は良くなってきているが、体力が低下し、口から食物をとる事が出来ないので、これからどうするか?」という内容。

当然、延命は望まないので自然にという事でその方針で行くという。

肺炎完治まで数週間しかし栄養が十分でなく体力が落ちると、

やはり数週間で命も尽きるかもしれないし、持ち直して退院という事も考えられるとう

事だった。

 

どちらにしても数週間だ・・・

個室で全期間は財政的に無理だ・・・

 

そして本日、大部屋へのダメ押しをしていたのが功を奏したのか、

入院管理の方から部屋移動で連絡が。

 

「本日から総合内科の(処置室?)無料の個室です。ただし急な患者さん次第では個室に移っていただきます」・・・

 

「大部屋はダメなんですか?」と聞くと、

 

「お母様の場合は全介護で声も出される場合もあり個室対応しか無理です」

 

が~ん・・・そんなせっしょうな・・・(>_<)

 

昨年の11月に、やはり認知症の母親を亡くした友達はそんなこと言ってなかったよ??

寝たっきりの認知症で年齢も1歳しか違わない友達の母親。

 

時期が時期だけに家族だけで見送ったそうで「通夜も無しで無宗教で戒名も無かったけど50万もとられたわ」って💦

 

友達の母親も父親が亡くなって一人暮らしで、やはりお金がビックリするくらい

無かったと💦(開業医だったので、うちと違うと思っていたらビックリ)

認知症が疑われたら貯金通帳は確認しましょう!!!

 

次に私がとった行動は!!!

 

都の福祉局の相談窓口に電話を入れた。

いっぱつで繋がった。

 

のんびりしたオバアチャンぽい相談員さんだった。

 

「カクカクシカジカ・・・認知症で全介助で時折、声も出すと個室以外だめなんですか?金銭的余裕がないと治療も無理になりますよね?」

 

「そうではありません、病院によって違うでしょう、、そこの病院はそのような判断になったのでしょう。個室料金、高いですね(@_@)」

 

とにかく、先手、先手で差額無しの病室にいる間に、

また個室は経済的に無理なので、その場合、どうするかを相談してくれという事であった。

 

病院には強そうな義弟が行ってくれるというので、任せる事にした。

 

理想は、このまま差額無しの部屋で体力をもちなおし介護施設に

入れると良いのだけれど・・・

何パターンも想定しなければ。

でも、また同じことの繰り返しが起こるのかもしれず、

コロナ禍だから医療がひっ迫し、なおさらこのような状況が生まれているのか???

 

最初の写真の頃の私は純粋だった。

 

母からいつも「今は世の中、長男だらけだからあんたも長男と結婚するのね寂しい」

といわれていて、私は「両方の両親と住める大きなお家を建てて一緒に暮らそうね」

と心から思っていたのだった・・・

 

父が亡くなった時も「これからは私が母の残りの人生を楽しく幸せに暮らせるようにする」と思っていたのに・・・

 

認知症が進み、母が母でなくなるのに苛立ち厳しい事を言ったりするように

なるなんて、そして今の様に母の事を重荷に感じるようになるなんて想像もしなかった。

 

母が母でないように感じている事を否めない💦

子供なんて勝手なものだとこの年になって思う。

 

今後、どうなるのかは今はまだわからない。

良くも悪くも、この問題が進展したら、このブログの続きを追加しよう。

 

 

 

 

 

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