お嬢がニューオリンズの街を歩いての感想が「本当の街とは思えない、ディズニーの中を歩いているみたい」
ヴェネツィアも初めて行った時の感想は「ディズニー・シーだ~」
ディズニー・シーはご存じヴェネツィアがモデル。
それよりもっと古い、まだ日本にディズニーランドは無い頃、
ウォルト・ディズニー自身が最後にプロデュースしたのがカリブの海賊。
「カリブの海賊」は1967年、アナハイムのディズニーランド、ニューオリンズ・スクエアにオープンしました。
ニューオリンズとカリブ関係ないじゃ~ん・・・
それが関係大ありだったんです。(ウォルトの想定の中では)
フランス風なエレガントな街ニューオリンズが大好きなウォルトは
1965年ディズニーの中に100年前のニューオリンズの街並みを再現しました。
その後フロリダ、日本などに出来たディズニーランドにもニューオリンズの
ロイヤル・ストリートを再現しアトラクション「カリブの海賊」の一部になっています。
「バイユーレストラン」ってありました💡
ニューオリンズのあるルイジアナは「バイユー・ステイト」と呼ばれています。
ディズニーの蒸気汽船マークトウェイン号もニューオリンズがモデル。
ディズニーで蒸気汽船マークトウェイン号に乗ってアメリカ河を一周したかたは
多いと思います。
アメリカ河はミシシッピー川がモデルでマークトウェイン号もニューオリンズを
行きかう遊覧船をイメージしたものです。
っていうのは帰国してから知った事・・💦
(東京ディズニーランドの公式サイト参考にしました)
これを知っていたら、もっとディズニーと同じアングルの写真を撮影したんだけど😢
私もルイジアナ、そしてニューオリンズを初訪問しての第一印象が
「フツーのアメリカじゃない・・・ヨーロッパのようだ」という事。
ニューオリンズはフランス領ルイジアナの首府でした。
レース模様の鉄細工で飾られたバルコニーが美しいフレンチ・クオーター
ディズニーランドのニューオリンズ・スクエアはフレンチ・クオーターと呼ばれる
Vieux Carré、フランス語で古き街を意味する地区を再現しました。
ルイジアナはフランス領でしたから名前の通り「フランス地区」らしく
フランス風の街並みでしたが、1794年の大火でフランス風の建物は消失してしまいました。
その後、一時統治したスペインによって耐火建築が登場し、屋根は平らに木造から
漆喰にバルコニーは鉄製に替えられ今の街並みになっています。
現在のフレンチ・クオーターの建物は1700年代のものが多いです。
スペイン当時時代もほとんどフランス移民が住み着いておりスペイン文化は
あまり浸透せずフランス文化が現在まで続いています。
その耐火性を持たせたバルコニーが美しい💖
どこのバルコニーもお花が飾られ美しい✨
とくにルイジアナはジャスミンが多く、アートのように絡まっていました。
この建物は大火前のフランス時代のものかもしれません。
貴婦人の頭を覆うレースのようですね~😍
フレンチマーケット。
早朝でまだオープンしていない内部。
ねっ?
ヨーロッパでしょ???
フレンチ・マーケット近くにあるモニュメントには
フランス国旗、ニューオリンズ市旗、ルイジアナ州旗、アメリカ国旗が
かかげられています。
未だにフランス文化が根付いている事が旗からもわかります。
次回からは、そんなニューオリンズの魅力をお伝えできればと
思っています。