NOLAを訪れる観光客に一番人気はバーボンストリートっていうのは揺るがないけれど、一部の人々にとってはロイヤル・ストリートが絶大なる人気。
アンティーク好きにとってはストリートにこれだけアンティーク・ショップや
画廊があるのは大変な魅力だ。
何代も前からヨーロッパと繋がりがあるアンティーク・ディーラーが多いのが
この地の特徴。
またNOLAの最も古い通りの1つなので歴史的物語がある建物なども点在。
ロイヤルストリートで一番目を惹くのは白亜のボザール様式で建てられた
ルイジアナ最高裁判所でしょう。
この建物は映画「JFK」にも登場します。
☆ボザール様式(Beaux-Arts architecture )とはパリにあるフランス国立美術学校エコール・デ・ボザールで建築を学んだアメリカ人卒業生が本国で自分の建築をボザール建築と呼びました。
アメリカ・ルネサンスと呼ばれることもあります。
この裁判所はあまりに巨大で写真に全景が収まりません💦
ロイヤルストリートには歴史的建物がいくつもあるのですが、
それは帰国してから知った事で「お手頃なアンティークないかな~」と
アンティークショップばかり覗いていたので、写真もあまりなく・・・
初めてNOLAに行ったのは土日だったので、ほとんどのアンティークショップは
お休みで、こんなにアンティークショップだらけとも気がつかないほどでした(>_<)
月曜日にして初めてほとんどのアンティーク・ショップがオープンし
全貌を知る事となるのでした~
なんだかね・・・物は大きいし手の出る様な小物なんてないからね・・・
クッションにしてもしかり・・・
前のブログでも書きましたが(マガジンストリートのアンティークショップ)とにかく
商品が巨大・・・
アンティークショップのイメージが大きく違っていたのですが、
そのワケがわかりました・・・
上の写真なんか典型ですからね、自由の女神とか聖書に出そうな人とかお城に飾っているような絵画とか・・・
そうなんです、NOLAのアンティークショップは王侯貴族の所有物だったものが
多いのです(@_@)
顧客も半端なく英国王族もその顧客だそうで(@_@)
主に照明のアンティークを扱うお店で面白い置物を見ました。
🙈🙉🙊面白い♬
値札から35%引きよって言われても・・・
買える価格じゃなかった。
平日に行って、もっともっと色々なお店を覗きたかったわ~
アンティーク・ジュエリーとか凄いお店も(@_@)
ロイヤルストリートの裏通りなどもギャラリーがとても多いです。
下の白い建物の向かいに有名な老舗レストラン「ブレナンズBrennan’」があります。
その建物は「踊り子」で有名なエドガー・ドガの曽祖父の家でした。
エドガーの母親方がニューオリンズだったらしいですね。
彼自身も半年ほど滞在したそうです。
全米屈指の古い街なので幽霊屋敷もあります。。。
一番有名なのはこのロイヤルストリートをずーっといったところに
ある「Lalaurie Mansion」
1800年代社交界の花と呼ばれたデルフィーヌ・ラローリーが父親からこの家を譲り受けたことから事件は始まります。
奴隷の使用人を次々と残虐な方法で殺害しました(@_@)
その行為が人々から非難されこの街から逃げ出したらしいのですが罪にはならなかったことのほうが驚きます(@_@)
リフォームした時に床を剥がすとおびただしい人骨が出たとか💦
ニコラス・ケイジはここを投機の為に購入しましたが、ほどなく手放しています。
ニコラス・ケイジって世界の有名都市いろいろな所で不動産持っているよね?
バースに行った時も歴史的建物の前でタクシーのドライバーが「ここにニコラス・ケイジの物件があるよ」って言ってたしね。
ナポレオンはかなりのお安いお値段でアメリカにルイジアナを
売ったんでしたよね???
歩道にはお馬さん・・・
このストリートで売られているアンティークを飾る為にNOLA近隣の
プランテーションハウスを購入するリッチピーポーもいるそうです(@_@)