シドニーの教会巡り~というタイトルを考えていたんだけど、
あちらこちらで大きな教会を見た気になっていたけれど、実際に中まで
入ったのはシドニーでは2か所だけだった・・・
そうか~メルボルンの記憶がプラスになっていたんだ💡
で、シドニーで訪れたっていうか通りかかって入ってみた教会の2か所は
改めてカトリックと英国国教会の関係を学び直す機会となった。
もちろん、他にも大きな教会はあるんだけれど、目を引いた教会は
カトリックと聖公会だった。
一つ目は1819年創建のオーストラリア最古の教会『セント・アンドリュー大聖堂』
セント・アンドリューといえばゴルフ発祥の地と同じじゃないか!
英国国教会の大聖堂です。
大聖堂の写真だと思っていたら、お隣のタウンホールだったわ~('◇')ゞ
このお隣にあります・・・
実は予算の関係が大いにあり帰国前にタウンホールのあるシティーセンターの
ホテルに移動していたため、幾度となく前を通り、ついでに見学したのでした~
中に入ってびっくり!
とても広く内装も豪華でステンドグラスがふんだんに使われていた~
美しいステンドグラスなどを見学していると、日系の(おそらく)牧師さんに
話しかけられました。
東京から来たと伝えると流ちょうな日本語を話されるので、しばし
日本談義を致しました~
見た目と流ちょうな日本語で日系の方と決めつけました・・・
日本には何度か行った事がありますっておっしゃってたし。
写真もばんばん撮っても構いませんという事なので遠慮なく( *´艸`)
↑白地に赤十字のイングランド国旗が描かれていますね。
アングリカン・チャントも聴くことが出来ました~
鷲の彫像は何のシンボルなんだろう???
英国と何か関係が???
ただいま絶賛ビックコミック・オリジナルの「セシルの女王」を愛読しており、
クロムウェルによるカトリック弾圧そして失脚なども描かれていた。
もともとイングランドにはカトリックが伝わりカンタベリーに大聖堂が置かれたが
こちらは純粋なローマカトリック、ベネディクト派。(現在は英国国教会の大本山)
その頃、イングランド北方ではケルト文化と融合したカトリックが広がっており、
それが、のちのち英国国教会のベースとなっていったらしい。
ローマからの独立に都合が良かったんでしょうね離婚したかったヘンリー8世には。
というような経緯がありプロテスタントに括られている英国国教会は
カトリックと親和性が高いわけですね・・・
神学校も併設されており、とても立派な教会でした。
タウンホールからハイドパークを抜けるとカトリックの大聖堂があります。
(ハイドパーク内にある第一次戦没者記念堂)
ノートルダム大聖堂のような大聖堂は『セントメアリー大聖堂』
セントメアリーですからカトリックだとわかりますね💡
ノートル・ダムもマリア様って事ですもんね。
ノートル・ダム大聖堂に似ているのもごもっともでした✌
ウエストミンスター寺院(もとはカトリックの大聖堂)はノートル・ダム大聖堂を
模して建設され、このセント・メアリーはウエストミンスターを模して造られたんだそうです。
こちらのステンドグラスも素晴らしかったです。
お祈りされている方、多数で写真はこれだけ。
1803年に木造の教会の前身がここに建てられました。
大聖堂に昇格したのは1835年。
カトリック教会としてはオーストラリア最古の教会です。