新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

【2024年夏・古代ローマの中心でちょい住み旅⑱】ローマから列車で1時間ナポリからフェリーでソレントに行こう!

 

シャレオツ大好き男はナポリを見ずして死ぬべからず!

ナポリに行ったのはゲーテが「ナポリを見ずして死んだなら生きていなかったも同然」

とイタリア紀行に記した有名な言葉を知っていたから~ではなく、単純にショッピングの為だ。

 

友人のシャレオツ大好き夫が「ローマに行くならぜひナポリに行って欲しいね~」と

不肖の息子Rにアドバイスしたからだ。

ナポリはお洒落で質も仕立ても良いシャツやネクタイのお店が並んでるんだとか。

日本でもバーニーズニューヨークなどにあるけれど、本場で直接買うより

かなりの高額になる。

それに品数の多さも日本では得られない魅力らしい。

 

↓のブランドなんかお手頃価格だし物は良いし見てみたら~という事だった。

 

 

ローマからナポリは1時間で行けるし、行ってみよ~って事に。

南イタリアに行ったことのない我々(お嬢以外)は、この機会に南イタリアといえば

ソレントでしょう~と歌でしか知らないソレントにも寄ることにした。

 

列車を使うなら可能な限り早く予約してね~当日券なんてもってのほか!

 

というわけで、イタリアだけではなく欧州は共通して列車のディスカウントがあるので

それは早い者勝ちなワケで、直前に購入するのとは雲泥の差の料金なのだ。

 

特にイタリアは国内に限ればトレニタリアという国鉄とイタロという私鉄が

高速列車を運行しており、ほぼ同じ路線を走る列車だし、サービスもそんなに

変わらないので両方のサイトを比較し安いほうを購入したほうが良い。

ほんと、最安値は驚くほど安いのよΣ( ̄□ ̄|||)

日本で新幹線のチケットをこんなに安く、それもJRの公式サイトから買えるなんて

信じられない事だけど、イタリアではフツーだ。

 

今回はイタロのほうが安かったのでイタロを利用しました。

ローマ・ナポリ間は往復イタロで約1万円ほどでした。

往路はフツー席で帰りはプリマという準グリーン車って感じ。

1時間なので、フツーでも問題ないんだけどね。

 

 

国内のローカル電車に乗ってもウキウキしちゃうけれど、

海外での電車は非日常感が半端なくて小学生の遠足状態になる(≧▽≦)

 

 

イタロのフツー車両はドリンクサービスも無いので、操作が難しいコーヒー自販機で時間を食っている間に、もうナポリ近郊~

(自販機でもイタリアのコーヒーは美味しい)

 

あれ?あれはヴェスヴィオス?

 

 

わ~こんな風に見えるんだヴェスヴィオス火山!

イメージと違う~

黒じゃなくて、なぜかしら白っぽく、もっとゴツゴツしたイメージだった。

なだらか~

日本の山っぽいΣ( ̄□ ̄|||)

 


1時間だもんね、あっという間にナポリに到着。

 



ナポリ駅って大きいのね。

 

イタリア第3の都市だもの大きいはず。

 

ナポリからCircumvesuviana鉄道(ヴェスヴィオス周遊鉄道)でポンペイ、ソレント方面へ~「ど」が付くローカル電車~

ここからはヴェスヴィオス周遊鉄道で終点ソレントへ向かいます。

ナポリ駅構内を端まで歩くとチケット売り場と乗り場があります。

 

 

たしかソレントまでは500円程度だったような???

サイト確認しました~3.6ユーロでした~(2024年9月21日現在)

 

www.sorrentoinsider.com

 

チケット売り場ね↓

 

 

チケット売り場向かいの改札。(ヴェスヴィオス周遊鉄道専用)

 

 

1時間に2本程度の運行ですが、ホームは人で溢れてるΣ( ̄□ ̄|||)

 

 

予想外の混雑だわ・・・

夏休みだもんね~

 

 

噂の、どローカル電車が入線~

 

 

列の前近くに陣取っていたので座れた~

ここから1時間10分程度の乗車です。

ナポリ中央駅が始発ではなく一つ前のナポリ・ポルタ・ノラーナ駅始発なので

そこから乗車したほうが確実に座れると思います。

 

 

ナポリから4つ目がポンペイ。20分程度。

ここで大半が降りるだろうと思っていたら、あんがい先まで行く乗客多し。

 

 

ポンペイも便利なのね~

今まではポンペイに行くとしたら現地ツアーかな~?と考えていましたが、

これならローマから電車で便利だし、ツアーはいらないね。

 

 

ソレントに到着~

 

 

ソレント駅外観↓

 

 

この予想外の混雑で帰りはフェリーを利用しようとの

思いが強くなりました。

時間もフェリーのほうが早いのよ。

ナポリ・ソレント間はフェリーのほうが断然いいよね~

 

ナポリからソレントに行った事がある友に交通手段をきくと電車でという

話しだった。

ネットで調べても当然のようにヴェスヴィオス周遊鉄道を使って・・という

ルートしか出てこないので、当初はそのように考えていました。

 

が、、、ソレントからカプリやアマルフィ方面に行くフェリーがあります。

となると同じナポリ湾に面したナポリ行きがあるはずだと調べたら、

やはりあるじゃありませんか💡

 

ALILAURO社とNLG JET社2社のフェリーが運航しています。

1時間に一本で最終も19:30分と早いですが、乗車時間も45分とフェリーのほうが早いのです。

 

 

 

事前にチケットを買いたくても30分前くらいじゃないと人がいなかった💦

ネットで購入しておけば安心ね✌

16ユーロでした。

最速便は35分で着きます。

 

 

あのボロでこみこみの電車とは大違い!

ゆったりと席は選び放題。

 

 

Barもあるしね~

 

 

ここでもスプリツァ🍸

チップス付き~

 

 

ヴェスヴィオス火山を眺めながらナポリ湾をナポリへと~💕

運賃は3倍だけど快適さは10倍!!!

 

 

ナポリに到着~

 

 

ナポリ観光名所の一つヌオーヴォー城が目の前!

地下鉄ムニチピオ駅も近いし、とーても便利。

 

 

お城と反対側にはあのナポリ民謡で歌われたサンタ・ルチア波止場があります。

サンタ・ルチア周辺は高級ブランド通りがあり、そこへ向かう予定だったので

都合が良かったはずでした・・・

 

そのお話はしばらく続くナポリ・ソレント編で~

 

 

 

ほぼ推奨されていないナポリ・ソレント間フェリー利用。

南イタリアに来たーという開放感で満たされるルートなので

おすすめです!

www.ferryhopper.com

イタリアでは珍しいデザインの城ヌオーヴォー城

 

ルネサンス期にもとあるお城を改築し作られたヌオーヴォー城は

イタリアには珍しい建築様式です。

それも、そのはずフランスの貴族アンジュー家の城として建設されました。

当時のナポリ王カルロ一世(シャルル・アンジュー)はアンジュー家出身でフランスの城を模して造らせたのです。

その後はアラゴン家の所有となるなど激動のナポリ史を象徴するような

お城です。

 

要塞のようなお城の地下は牢獄となっていました。

「クロコダイルの穴」と呼ばれましたが恐ろしいお話が。

 

地下に投げ入れられた囚人の失踪事件が多発していました。

なんとその原因は地下に住みついたクロコダイルが餌にしていたとΣ( ̄□ ̄|||)

それでその名がついたそうです💦

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