
旅行前、同行者1名から「フランス語少しは覚えておいた方が良いよ」と言われた。
彼は旅行と関係なく、その頃フランス語を自主学習していたのである。
私は即座に断った。
英語すらできないのにフランス語なんてトンデモ言語だ😡
あんなリエゾンだらけの言語を理解できるわけがないし、英語の「R」「L」すら発音できないのにフランス語の「R」に至っては喉で鳴らしたり(違うか?)ハだかフだかアールと全然ちがうじゃん!!!てな言語は学習するだけ時間の無駄なのだ。
「挨拶できるしパルドンも言えるから大丈夫!」と言った。
すると「Au revoirの発音は出来るの?」というから発音したら違うという。
今まで通じなかった事はないといっても信じてもらえない。
机上の空論は現地で覆った。
日本で勉強した人は現地の発音の違いに驚いたらしい。。。
私はというと「オヴァ」をその時々でアクセントの位置を変えてそれがフランス人ぽいと信じて
使っていた(≧▽≦)
「bonjour」もその時々でアクセントの位置を変え「ぽい」と自己満足していた(≧▽≦)
で、一番「よし!」と気を良くしたのは「クロワッサン」が通じた事であーる✌
私は長らくクロワッサンと発音したことがなかったのか、自分の発音が英語圏で通じないと知ったのは最近だ(;'∀')
で、「コワソン」で通じるという自分なりの発音を見つけていたので、
フランスでは、これまたアクセントの位置をその日の気分で変え見事に
通じたのであ~る(`・∀・´)エッヘン!!
フランスでも英語発音で通じるのだ、皆様も英語発音の「croissant」で大丈夫!
という事で本日はフランスといったらパンでしょ~のお話。
イタリアのパンはフランスとは真逆のパンだ。
塩味が無い、バターは使わない。(地方によるけれど)
朝食用のパンは甘いけれどそれ以外は味が無いのだ。
徹底的に何かメインと共に食べる時にメインの味を邪魔しないって感じかな?
(実は今回の旅行中に塩味のないイタリアパンの意味が分かったのだがまた後日)
パンの味そのものを味わうにはフランスのパンに限る。
朝になるとパンを買いに出かけた。

まだまだ閑散としたシャンベリの街・・・

少し寄り道して住宅街に入ってみたり・・・


観光地ではない地元感満載な空気が良いんだよね~海外旅行の醍醐味だ。

で、ね、イタリアと違うところは煙突!


英国には負けるけど煙突がふんだん(⋈◍>◡<◍)。✧♡

なかなか東京では味わえないので煙突ってロマン(≧▽≦)

などと考えながら歩いていると市民市場方面に到着~

Googleで調べて一番人気っぽいパン屋さんに到着。

ボンジュールのボンにアクセントを置き余裕たっぷりにご挨拶(≧▽≦)

そこはやはりコワソン、パン・オ・ショコラとバゲットをオーダー。
基本のこの3点は他のお店でも必ず買いました。
バゲットはトラディッションとクラシックがあるけれどクラシックのほうが安いので
どこでもクラシックを買った。

トラディションのほうが美味しいとされているけれど、大量生産向けの
クラッシックといっても個人店でそこまで大量生産しているとも思えないので。
やはり十分に美味しいクラシック🥰
1本たいがい1・5ユーロくらいです。
お~フランスのケーキは日本と同じで美しい🥰
イタリアはそこが違うのよね・・・

もちろん、一番人気なので十分に美味しいバゲットとクロワッサンでしたよ。
ここでもパンとケーキを買いました。
ここのほうが少し高級ケーキ。


高級といっても6ユーロくらい?
日本円で考えなければ日本より安い(≧▽≦)
で、オイチイよね💕

で、ですね~
灯台下暗し・・・
ホテルに近いパン屋さんが一番美味しかった~💕
『ma petite boulangerie』
夕方遅くにはいつも閉まっていたので気づかなかったのだ。

いかにも地元のパン屋さんでしょ?


このお店ではいつものクロワッサン、バゲット・クラシックと共に
ブリオッシュ・ナンテールと呼ばれる食パン型のブリオッシュもご購入~

ブリオッシュってアメリカでも欧州でも日本よりポピュラーでフレンチ・トーストや
ハンバーガーのバンズに使ったりしますよね。
でもナンテールは初めてでした。
↓は最初に買ったパン屋さん。

本場のクロワッサン・・・例えば日本でも有名なパリのクロワッサンとか日本の有名なクロワッサン有名店よりかなり安いし、なんだろう・・・外のレイヤー具合とか
パリパリ具合は日本の高級店のほうが強いと思う。
でね、中がもちもちって感じで、どちらかというと私が焼くクロワッサンに近いというか・・・甘みも強く感じるし。(良いほうの意味です)
なら私正解じゃん!!!
日本のは極めてるんだな・・・
でさ、ブリオッシュ・・・これは主にイタリアで食べてるんだけど(マリトッツオもブリオッシュの場合が多い)日本のは大人の味じゃない?
特にここのお店のブリオッシュ・ナンテールはフワフワ、モチモチでバターと卵の風味それに嫌じゃない甘みで美味しいの(⋈◍>◡<◍)。✧♡
大きなナンテールを買ったのでイタリアに戻っても毎日食べてた(このお店のをね)
でね、バゲットよ、クラシックのね。
これが人生最高の美味しさ💕
皮の美味しさ、中の美味しさ、小麦がここまで美味しくなるとはΣ( ̄□ ̄|||)
そして今まで味わったことの無いエシレのバターじゃない?
これは味わってほしいわ。
同行員一名ももしジュネーヴに赴任することになったら買いに来るっていってた。
昨年のローマの最高のパニーニと共に世界2大パンに指定したい(≧▽≦)
日本に戻り、さっそくナンテールを購入しましたが、あのフワフワ感に乏しいし
まあ美味しいんだけど高級すぎる(´;ω;`)ウッ…そもそも売ってるところが少ないんだけどね。グランスタ東京にはあった。
ということで~やはりフランスはパンが美味しく最高のバゲットを見つけたので良かったわ~💕
でね、またま言葉の話題なんだけど・・・
イタリア語で沢山(千)を意味する「mille(ミッレ)」はフランス語でも
同じで「ミル」と発音するのだと知った。
で、この年まで日本語話者として生きてきて日本語も「千」は「たくさん」という意味があると旅行から帰ってきて知った←バカ丸出し(≧▽≦)
そうか~千の風になってってたくさんの風なのか~シミジミ・・・
これは偶然ではなく、古代で言語が影響しあったのだろう。
全く理解できないフランス語だけれど文字で置き換えてくれると少し理解はできる。
例えばニュース番組のキャプションなどの文章だとリエゾンは起こらないものね(≧▽≦)
で、フランス語の何ワードかに1語は英語と同じ単語があり、例えば英語の「arraive」に「r」をつけたらフランス語!てな感じで分かりやすい。←本当か~?(≧▽≦)
フランス語の動詞ってやたら最後に「r」「e」をつけがち(≧▽≦)
そしてmilleのようにイタリア語と同じ単語もあり、なんとなくわかる。
とはいえイタリア語もフランス語より10単語位多く知っているくらいだけどね✌
でね、平安時代の日本人ならフランス語の発音が今の日本人より聞き取れたんじゃないだろうか?
うろ覚えだけど「はひふへほ」はあの時代「ふぁふぃふふぇふぉ」だったんでしょ?
鼻から抜ける音だったらしいじゃない・・・
そんで今回の旅で中国語はフランス語に聞こえるという事を再確認した。
いやフランス語が中国語に聞こえたんだったかな???
どちらも鼻から抜ける音があるもんね~(喉は鳴らさないけどさ)
まあ学習しても覚えられない言語はこれからも覚える気はない。
英語も学習しても覚えられないんだけどさ~世界共通言語だから続けるしかないよね(´;ω;`)ウッ…