新Y’sクロニクル

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【2025年9月イタリア・ミラノ編⑥】イタリア貴族の館は美術品の洪水だった『ポルディ・ペッツォーリ美術館』

 

ポルディ・ペッツォーリ美術館の各展示室には、それぞれフランドル派の部屋、スタッコの部屋、黄金の部屋というように名前が付けられています。

 

グランドフロアはフレスコの部屋、レースの部屋などと共に見どころは武器の部屋。

オーナーであったジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリが集めた古代の甲冑から中世そして海外の武器まで展示されています。

 

第二次世界大戦で武器庫はダメージをうけましたが今年98歳で亡くなり日本の世界文化賞も受賞したイタリアを代表する現代彫刻家のアルナルド・ポモドーロの空間デザインにより、今まで見た武器庫とは違うその部屋自体が芸術ともいえる部屋でした。

 

 

甲冑が兵馬俑のように並んでいます。

部屋全体がアートというなら全体を写しなさいよ・・・てのは無しね(≧▽≦)

海外アーティストの部屋からStuccoroom(漆喰の部屋)を望む。

 

 

正面左に1529年描かれたマルティン・ルターの肖像画があります。

 

またこの部屋には象牙装飾が豪華な17世紀に活躍したナポリのヤコポ フラメンゴ工房(イタリアでもっとも著名な工房)作のめちゃめちゃ凝ってるキャビネットがありました。

 

 

象牙の世界地図が配されています。

 

 

日本が見つかったよ~✌

下部中央。

 


漆喰のお部屋は陶器のお部屋でした。

 

立派な柿右衛門を思わせる壺は清朝時代と書かれていたけど中国なの?

 

 

磁器はマイセンのものが多かったかな?

 

 

なじみ深いウエッジウッド、数世紀過ぎても美しいブルー✨

 

 

19世紀のジャポニスムは浮世絵だけではなく根付けもブームだったのね。

 


時計の部屋にはマニア垂涎のコレクション。

 



 

携帯用の日時計。

16世紀に腕時計の元祖がニュルンベルグで制作され、それが↓の日時計。

 

 

こう見るとニュルンベルグの卵と呼ばれるゼンマイ携帯時計を初めて作った、これまたニュルンベルグのペーター・ヘンラインは偉大ね~

 

豪華なゼンマイ時計は煙草入れを兼ねていたものが多い。

 

 

こんなコレクションまで~と思ったのが↓

これなんだと思います???

 

 

コープという司祭が礼拝で着用する上着のフード部分。

下絵は1490年代にボッティチェリが描いたものとされています。

下部に描かれている二人の天使と月桂冠の中にポルトガルのアヴィス王朝の紋章が描かれています。

 

下の真ん中左の彫像はオーナーであるジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリの

母親なんですって。

彼が生前使っていたお部屋。

 

 

ジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリの書斎だった部屋(ダンテ研究の部屋)にある豪華なステンドグラスは初代館長であり芸術家でもあるジュゼッペ・ベルティーニの作品。

『ダンテの勝利』

 

 

これらのステンドグラスは第二次世界大戦中の爆撃下で無傷だったそうです。

 

 

↓アールデコな感じがおしゃれ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 


扉から視覚に入るショーケースそして床にいたるまでのセンスよΣ( ̄□ ̄|||)

 

 

ラファエロが作った十字架なんかもあり満足度が高い美術館でした。

 

 

協賛に我が国の企業を見つけなにげに嬉しい(≧▽≦)

 

この美術館を出るころに聞きなじみのある言葉が・・・

どうも関西圏からの観光客親子。

こんなこじんまりとした美術館で日本人に出会うとは・・・

やはり他の土地より今でも日本人観光客が多めのミラノ。

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