
ホテル近辺を探索しているとエキゾチックな木々で覆われた場所に出た。

公園の入り口なのだろうか?
それとも個人の邸宅なのだろうか?
門は閉じられていたため、アスファルトの道を上ることにした。


アスファルト道の終わりまで行くと庭園になっており、なにやら音楽が聞こえる。
ふと遠くを見るとウエディング・パーティーが催され、私たちの前をウエイターの
ような男性が横切り、場違いにぽつんと立っている我々に彼は「日本人?」と尋ねた。
なんの確認だろう?そのまま会場に早足で向かっていったのだが。
まるで映画で見たようなパーティーが繰り広げられていた。
素晴らしい場所があるものだと、なんだか現実ではない感覚に捕らわれ暗くなってきたしその場を離れた。
翌日、やはり散策に出て昨日は閉まっていた門が開いていて、公園だと確信し
中に入ってみた。

入場料もなく入れる公園なのに、とにかく美しい公園なのだ。

遊歩道はポルトフィーノの教会の広場で見た小石が敷き詰められデザインされていた
ものと同じだ。

調べてみるとこれはジェノヴァ伝統のRisseu(リッセウ)という石畳技法だった。

美しい歩道だわ~💕
こんなの見たことないわ~💕

遊歩道は徐々に高度を増し、時おり木立の間から美しい家々を見下ろすことができる。

行きついた所は昨日、たどり着いたビッラだった。

この堂々たるビッラはVilla Durazzo(ヴィラ・デュラッツォ)といい現在は
結婚式場などの複合施設となっているそうだ。

ヴィラ・デュラッツォはこの沿岸で一番古い邸宅で、中世には修道院でした。15世紀にジェノヴァの名家のヴィラが建てられ17世紀にはジェノヴァの高貴な貴族が宮殿を建て1645年、その貴族とデュラッツォ家の婚姻による結びつきでデュラッツォ家の所有となり18世紀にはジェノヴァ貴族センチュリオン侯爵家の所有となりましたがイタリアが共和国となり貴族向けのホテルへ財政的な面から改築せざるを得なくなり、今は市の所有になっています。
15世紀に貴族のヴィラとして改築された折、この素晴らしい公園を造営したそうです。
数々の重要な客人がこのヴィラを訪れたそうで、ポルトフィーノまでを一望できる素晴らしい公園は海洋国家ジェノヴァの過去の栄光だったのですね~

サンタ・マルゲリータの街を一望でき、その向こうに広がる湾とポルトフィーノ。
パノラマ写真をお見せできないのが残念・・・
写真ではとらえきれないエメラルドグリーンの美しい海とパステルカラーの
この地方独特の建物の織り成す景色が美しすぎました💕💕💕

公園の門をくぐった時から、普通の公園とは違う優雅な空気を感じたのは
いまだにかの時代の貴族たちの気が流れているからなのかもしれません。

歴史を感じる小道を通り海辺へとおりていきました。

とにかく、とにかく絶景が見られる優雅なVilla Durazzo(ヴィラ・デュラッツォ)を
見るためにもミラノ旅行を考えている方はサンタ・マルゲリータを旅程に加えることを
お勧めします。