今回、食べ物以外で(*ノωノ)バルセロナで一番興味があったのはカサ・バトリョの見学だった。
ガウディには全く興味は無いけれど
それにしてもスペイン出身の建築家含め芸術家は、なぜにこれほどユニークなのだろう
ピカソ、ダリ、ミロ・・・みんな、何かを突き抜けちゃってるよね~そういう土壌があるんだろう。
「バルセロナ、アンシャンブラのグラシア通り43番地に位置するカサ・バトリョは、1877年に建設された建物である。
大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけて、ガウディはこの邸宅の改築を行った。
この改築でガウディは、建物に5階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し
、各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾を施した。」by Wikipedia
外観。建築コンセプトは諸説あり一つはカタルーニャの守護聖人サン・ジョルジュのドラゴン退治から来ていて
竜の骨に見立てているっているものがあるそうです。内部は海底がコンセプトであるとか・・・結局、確かな事はわからんらしい

中に入るとすぐにユニークな階段。(これ以降「ユニーク」という言葉はNGですね、全てがユニークなんだから)
恐竜の背骨のように見える階段。


全て曲線のデザインで海底に降り注ぐ外光のイメージなんだとか。

ここはサロンだったかな?グラシア通りが良く見え、ガウディが生きていた頃は高い建物が無く自分の作品である
サクラダファミリアまで見渡せたらしいです。


確かに、ワカメ&巻貝に見えない事もない・・・
この照明はかすかにフランスなどでみられるアールヌーボーっぽいですよね?海底のヒトデ(あくまで私の感想)

階段室、エレベーターホールも外光が差し込み同じ色のタイルでもグラデーション効果があります。

屋上に上ると奇妙な形の煙突が!

このカサ・バトリョの一角は3件のモダニズム建築が並んでいます。
お隣の元チョコレート屋 カサ・アマトリェール、そのまたお隣のカサ・リェオ・イ・モイラ。
このモンタネールのモイラ邸は美しい ステンドグラスの階段室?が有名でバトリョさんの屋上から見ることができます。

暗くなるとステンドグラスが大変美しいそうです。夜の10:30にようやく暗くなるのでこの時期は
無理だろうな~中庭なので通りからは残念ながら見えません。
モンタネールなので内装は極彩色って感じで落ち着きません