ウィーンにはホイリゲと呼ばれる緑豊かなワイナリーの脇で自家製ワインと
簡単な料理が食べられるワイン居酒屋があります。
「ホイリゲ」とはもともと新酒という意味なんだそうです。
中心部から30分くらいの場所にいくつもあります。
オーストリアはワインの産地ですもんね(*^-^*)
そして市内中心部にはワインケラー(ワイン居酒屋)があり、シュテファン大聖堂の
近くに泊まっていたので近くの有名な2つのワインケラーの一つ
ツヴェルフ・アポステルケラーに行きました。
390人まで収容可能という大きなレストランなので予約なしでも
大丈夫じゃない?というのも大きなポイントでした。
14世紀から続く?Zwölf-Apostelkeller(ツヴェルフ・アポステルケラー)
シュテファン大聖堂の裏側、素敵な雰囲気のお店が多い
ゾンネンフェルスゲッセ通りにあり、
近くにはイエズス会教会があります。
このイエズス会教会の内装が面白いらしいです。
17世紀にイタリアのアンドレア・ポッツォが描いた天井のフレスコ画。
トリックアートになっていて、ドーム型天井にみえるそうです。
14世紀に古文章にも登場するこのお店。
11世紀頃にはすでにワインセラーとして
利用されていたらしく、ロマネスク様式の洞窟の石積みが今も見られます。
地下18mまで続く洞窟は3層になっていて、ローマなどで見られるケーヴ型の
レストランのようです。
地下3階にメインフロアがあり、謎めいた雰囲気満載!
Zwölf-Apostelkellerとは「12使徒の地下蔵(ケーヴ)」という意味で、
12使徒の像などがミステリアス!
千年前の地下蔵内のむき出しの石天井や壁が素敵♬
ワインケラーなのでワインがメインですが、ビールもあります。
乾杯はスパークリングワインを頼みました。
胃腸の調子が悪くビールを想像するだけでウィーンビールの甘さが
広がり、これ以降ウィーンでビールは一滴も飲めなくなってしまいました~(*ノωノ)
ワインやビールはグラスで4ユーロ前後、ボトルは20ユーロ前後です。
ビーフシチュー=グラーシュ。ハンガリー起源の郷土料理です。
これ日本なら4人前くらいのボリュームで12ユーロ(@_@)
たっぷりとザワークラウトもついております。
シュヴァインツブラーテンというローストポークとお約束の
クネドリーキ=小麦粉のダンプリング。
ここにもオーストリアとボヘミア~ンの関係がうかがい知れますね~
こちらは14ユーロ。
決して小さくはないテーブル、お肉料理2皿の占有率が凄い!
毎夜7時になると楽士さん達が現れます。
ゲストの国の曲が演奏され、ノリの良いグループだと大合唱がはじまります。
日本の方が私達以外に1組いらっしゃり荒城の月などを演奏していました。
ほんの少しのチップでも、盛り上がるし、チロリアンって感じで楽しかったです(*^-^*)
個人的にはドイツ圏の肉料理は1度食べれば、もういいかな~という感じ。
ドイツ圏などで郷土料理っぽいのに飽きたらピザを食べておけば
間違いないですねチーズは美味しいので(≧▽≦)
チップ込みで1人日本円で2千円くらいでお腹いっぱい~
おすすめのワインケラーです。
夜遅くなってもウィーンは賑やか♬
ホーフブルク宮殿のライトアップも綺麗でした~