月曜日にWOWOWでアカデミー賞の発表を見た。
助演男優賞はブラピ。
助演男優賞には「二人のローマ教皇」のアンソニー・ホプキンスもノミネートされていた。
ネットフリックス作品で、未視聴だったのでさっそく見た。
現在のバチカンは600年ぶりといわれる教皇が2人いる状態。
前教皇のヴェネディクト16世が高齢を理由に辞任し名誉教皇の地位にあり、
現教皇はフランシス。
ヴェネディクト16世をアンソニー・ホプキンスが演じフランシスはジョナサン・プライス。
両者ともに英国出身の役者だ。
もうね~アンソニー・ホプキンスの演技は至宝ですね・・・
もちろんジョナサン・プライスも素晴らしいです。
成熟した演技に神々しさまで備わって。
今回オスカーがブラピに行ったのは、もうアンソニー・ホプキンスは
特別枠なんでしょうね~会員が授与するなんて、もうしもわけもないって感じで( *´艸`)
両者の演技もさることながらシスティーナ礼拝堂などを再現した美術も素晴らしい✨
映画の聖地ローマのチネチッタスタジオにセットは組まれ、どれだけ予算があるのって感じ(@_@)
同じネットフリックス作品「アイリッシュマン」のジョー・ペシもノミネートされていた。
あの作品ではアルパチーノが良い役者だな~と再認識したと同時に
ジョー・ペシって凄いんだな~と。
あの「ホーム・アローン」のおまぬけ泥棒さんだものね~
良い役者は年齢を重ねるとともに、まさにいぶし銀になるのね~✨✨✨
さて~最近「古民家」を有効利用した飲食店が多くなってきました。
古民家っていうと築100年って感じだけれど、
もっと新しい昭和の木造建築を利用してのお店が下町には多いように思います。
その中のひとつ浅草観音裏、裏浅草とよばれる花街地区は、
それは、それは美味しい飲食店が新旧入り混じってある地区です。
その中の昭和の木造住宅がいい感じの大人のバーになっております。
靴を脱いで、みょうにくつろげるバー「FOS(フォス)」
イタリアンやスペインバル隆盛の昨今でもフレンチ・レストランが多い
裏浅草一帯。
千束通り近くにある一軒家バーがFOS。
雰囲気あるでしょ~???
20年間この雰囲気で営業しているバー。
暖簾をくぐって格子戸をあけ、靴を脱いで下駄箱に入れて。
寒い、寒い冬に冷たくなった足の裏は板のぬくもりを感じ、
それだけで、くつろぎ感で満たされます。
レトロなカウンターは古さよりも粋さを感じさせます。
壮観に並べられた洋酒の瓶はうるささを感じさせず、木のぬくもりに
見守られているようです。
今が盛りのイチゴのカクテルにしました。
チャージ料は800円で、お通しにシイタケのチーズ焼きが登場しました。
カクテルは1,500円前後なので一般的な価格です。
バーテンダーは1人客さんと静かに話していて、
静かな店内に流れるジャズも時たまシェイカーを振る音も
全てがスローモーションのようでまったり・・・
こんなバーも良いものだな~といぶし銀にはなれそうにない、
発泡スチロールのようなオバサンはしみじみ思いましたとさ・・・