バンコク三大寺院、ワット・プラケオの次に訪れたのはワット・ポー。
両寺院は徒歩で10分程度の距離。
前回はバンコク弾丸旅行でアユタヤの巨大涅槃仏も見たので「巨大2回も見なくていいかー」と思っていたのだ。
その時の記事はこちらね↓
ワット・ポーはバンコク最大にして最古(1788年ラーマ1世によって創建)
ワット・ポーって実はとーっても長い寺院名なのだ。
ワット・プラ・チェートゥ・ポン・ラーチャ・ワ・ララームが正式名。
格が高い寺院であるほど、長い名前になるらしい。長ければ長いほど、さらに複雑であれば人は有り難みを感じるという隙をついておるな仏教は🕵♂
10分程度なのに、またまた遠回りしちゃった💦
で、よーやく到着~
入口は2か所、こちらから出てきたので入ったのは正門らしい。
200バーツの拝観料。
本堂に参拝。
本堂の前に自分の誕生日の守護仏像にお参りするところがあった。
お参り方法をネットで検索、中途半端に検索。
タイ人は生まれた曜日が最重要、曜日によって守護仏があるという事を知る
参拝方法を検索してもドンピシャにヒットせず中途半端に「日曜日はガルーダ!」
ガルーダといえば立て続けに見た邦画に2度も登場した鳥だ💡
不死鳥?鳳凰?
なんでもタイ人は自分の生まれた曜日がとても大切な事。
生まれた曜日によって守護仏、色、守護動物が決まっているんだって。
因みに私は日曜生まれ。
守護仏(神?)・ワン・アーティット、色・赤、数字6,守護動物ガルーダ。
月曜生まれは守護仏・ワン・ジャン、色・黄色、数字15,守護動物・寅
火曜日は守護仏・ワン・アーカン、色・ピンク、数字8、守護動物・ライオン
水曜日は半分に分かれていて前半、守護仏・ワン・プット、色・緑、数字17,守護動物・牙がある像
水曜夜生まれは、守護仏・ワン・グラーンクン、色・黒、数字12、守護動物・牙がない像
木曜日、守護仏・ワン・プルハット、色・オレンジ、数字19,動物・ネズミ
金曜日、守護仏・ワン・スック、色・青、数字・21,動物・モグラ
土曜日、守護仏・ワン・サァオ、色・紫、数字・10,動物・ドラゴン(7つの頭がある蛇)
というように曜日ごとに分かれているのだ。
それぞれの誕生曜日の数字を足すと108の煩悩の数。
生まれた曜日の時刻に注意が必要!
例えば日曜日生まれといっても、日曜の午前6時から月曜日の午前5:59分までと
中途半端なのだ💦(他の曜日も同じ)
日曜生まれの私がお参りすべき仏(神)はワン・アーティット。
しかし、この時、中途半端な検索でガルーダ💡と思っていた・・・
この目の前に並ぶ仏像っぽいのは動物を模しているのだと・・・
参拝一式はお気持ちという事で20バーツとあったので、購入~
とにかく、蓮の花に惹かれてお参りしちゃうのよね~
一輪でも、このようにたくさんある蓮の花でも選び放題!
見よう見まねでお参り・・・
で、自分の仏(神?)を探すけどガルーダってどれ?(間違ってますがな
当たりを付けて仏像の上にガルーダっぽいのが乗っかってる像に金箔をはりつけた。
↓真ん中あたりの仏像ね。
しかし、この像は土曜日の仏様・・・7頭の蛇をあらわしているんだって。
妹は月曜日の守護動物、虎っぽい仏像を探したんだけど、該当仏がなく
諦めてた・・・
(だから~動物を模してないんだって!)
日曜日の正解はただただ下で手を組んでる仏。
なんでも1週間もただただ菩提樹を見つめている仏だそうで。
まあ、いいか・・・
(この知識は他の寺院に行った時、役に立ったのであーる✌)
ってゆーかー
参拝していたのは欧米人が多かったけれど、事前に作法を調べていたのだろうか?
堂に入ってたな~参拝が・・・
その後、本堂で参拝し、ついに巨大涅槃仏見学!
全長46m、高さ15m黄金の涅槃像とご対面~想像以上の迫力!
入口から入るとすぐこれだもの、迫力が~
釈迦の入滅の像なんだけど、なんだか穏やかね~
ファンキーなヘアースタイルこれを螺髪(らほつ)といって螺髪スタイルの仏像は
悟りを開いた仏像で、その他は悟りを開いていない仏像なんだって~
ケムと比べてみましたが遠近感のいたずらでケムに対して仏像が小さく見える(-_-;)
なん箇所か、↓このようにミニ涅槃像の仏壇???が。
寝ていても高さが15mくらいあるので奈良の大仏とおなじくらいだというのだから、
その大きさがおわかりになるでしょう!
ついに足元までやってきました~
↓が有名な釈迦の足の裏。。。
足の裏だけで長さ5m、幅1.5mの偏平足。
偏平足は悟りを開いたものの印なんだって~
バラモン(ヒンズー)教の宇宙観が描かれている108つの絵は、貝殻をはめ込む螺鈿細工という美しい手法で作られていて、とても美しい💕
後ろ姿も~↓
背面には喜捨ようのツボが108個、置かれておりそこにコインを入れると煩悩が
なくなるそう。
20バーツでコインを受け取り、煩悩を捨てました~
コインが余ってしまい、最後のほうはたくさん入れました。
私の煩悩は108個どころではないのでしょう。。。
枕も美しい💕
首筋がおかしくなりそうな高さだけどね。
壁にはお釈迦様の物語や、ラーマキエンなどの物語が書かれています。
こういうのは教会と同じね。
本堂は二重の外回廊と内回廊に囲まれており、外回廊には244体、内回廊には
150体の仏陀像があります。
また4基の仏塔がありラーマ1世からラーマ4世までの遺骨が
収められています。
中国製の陶器の破片で装飾してあり、一基、一基見ごたえがありました。
ワット・ポーはラーマ3世によって僧の教育の場、そして市民への教育の場としての役割がありました。
その一環で医学も教えていたのですが、今のタイマッサージの発祥の場となりました。
境内にマッサージ専門の建物があるのは有名ですね✌
予約でかなり後まで施術が受けられないとの事であきらめました・・・
大変安く受けらるとの事でしたが、街中にあるマッサージ店と同じくらいでした。