今回、1泊3日という弾丸旅行の為、時間を効率的に使わなければならない。
とりあえず有名どころを見て~タイで有名どころというと寺院になるんだろうな。
タイ料理といえば誰でも思い浮かべる料理を食べて~トムヤムクンとかガッパオとか?
ホテルライフは、外せないからな~優雅なホテルライフの為にクラブラウンジ付にしたんだし。
やっぱりショッピングはしたいよな~
そうそうマッサージにスパ♪
ほぼ2日間まるまる使えるとはいえ、思い切って削らなければいけない計画だらけ💦
早朝に空港到着、市街には7:30には入れるだろう。
さて・・・何をしようか?
効率的に回れるように有名寺院は現地ツアーでと考えていた。
現地ツアーを眺めていると、空港にお迎え付きでアユタヤ遺跡+像乗り体験
で半日というコースを見つけた。
アユタヤね~雰囲気あるわ~世界史で聞いたことあるし~(聞いたことある程度です(≧▽≦))
そうよタイなら象よ、象!!!象に乗らなくっちゃね~♪
半日なら早い午後にバンコクに戻れるしね~
お昼は第1ミッションのトムヤムクンを食べてね~
その後で、バンコクの有名寺院をまわろ~っと😎
という事で、空港迎えつきなので少々高い8,000円チョイのツアーに参加した。
集合ホテルから大型バスでアユタヤに向かう。
立派なセダンで空港から市街のチットロムにあるアーノマホテルでおろされ、
他のツアー参加者、そしてアユタヤツアーのガイドを待った。
7時前には到着したんじゃないだろうか?
それから1時間、待ち続けた。

さて~この時の私のファッションはボトムはレオパード柄のフレアパンツという
恐ろしいものだった(*ノωノ)
なぜに、そのように恐ろしいファッションになったのか???
それは像乗り体験にあった・・・
空港から直接アユタヤツアーに参加するのだ。
そ~なると機内でラクチンで像乗りにも対応できるファッション・・・
パンツルックしかない!
ちょうどZARAはバーゲン中で、ゆったりパンツを探していてプリーツでウエストゴムで
ゆったりパンツを見つけたのだが、これがレオパード柄💦
他のパンツは生地が冬用で厚くゆったりさも足りない。
レオパードだけが薄いのだ・・・こんなレオパードじゃ夏から売れ残っていたんだろう。
まあ値段も3,000円だしタイだし・・・ということで購入。
しかし電車に乗るにも気が引けたし、万が一、空港で知り合いになんか会った日には、
ぜったいに隠れただろうし、見られたくないファッションだった( ´艸`)
実際のところ、像に乗るにはパンツじゃなくても、長めのスカートで良かった。
それに、ホテルのロビーで、こんなに待たされるのなら着替えても良かったのだ。
東京から、こんなファッションで来たことを後悔した。
無駄にホテルで待つはめになるのだけれど、空港から直行の私には悪くも無かった。
それはホテルのトイレが使えるという事。
とくにお腹の心配のある私にはありがたい(機内で服用した正露丸で全く問題なかったのだけれど)
ここで洗顔したり、メイクしたり着替えもできただろう。
ツアー参加者は10数人で大型の立派なバスに乗り込み約1時間チョイ、距離にして80㎞の
アユタヤに向かった。
朝なので、道路はスイスイ~
噂にだけ聞いていたアユタヤ遺跡、ど~せビルマ軍に破壊された遺跡だらけなんだろと
考えていたし、まあタイ寺院のエッセンスを味わえれば良いとも思っていた。
ワット ヤイ チャイ モンコン(
วัดใหญ่ชัยมงคล ) 吉祥なる勝利の寺院というありがたいお寺に行く。
ツアーガイドさんはタイ人の日本語も話せる男性。
一生懸命、日本語を駆使して説明して下さった。ただし分かりにく事も多々あったけれど、
自分に置き換えれば私の英会話能力など足元にも及ばないでしょう('◇')ゞ
エレファント・ビレッジを含めれば4か所の名所を回り、各所で事前に解説があり、その後
30分ほどの自由に見学というパターン。
最初に立ち寄ったのはワットヤイチャイモンコンという寺院。
アユタヤの市街地から2㎞ほど離れた場所にあるので幸いにも18世紀後半のビルマ軍による
破壊から免れたお寺。
創建は日本でいえば室町初期1357年で、アユタヤの初代の王によって造られたアユタヤでは
古い寺院です。
初代王の時代、セイロン(スリランカ)に留学していた僧が瞑想する為に造られたそうです。
その後1592年(安土桃山時代初期)、19代の王がビルマの王子と像に乗って一騎打ちの戦いをし
勝利しました。
それまでビルマには敗戦に次ぐ敗戦でアユタヤは荒れていたのですが、これによって
アユタヤが再興し今の寺院名「ワット ヤイ チャイ モンコン」吉祥なる勝利の寺院と
名付けられました。
縁起の良いパワースポットという事でアユタヤでは一番人気の寺院なんだそうです。
廃墟になった寺院が多い中、この寺院は現在も現役で使われております。
ここで有名なのはビルマに勝利した際に建てられた72mの勝利の仏塔、ここには仏舎利(釈迦の遺骨)が
収められています。そして白い漆喰で出来た巨大な涅槃仏です。
これが勝利の記念に建てられた高さ72mの仏塔。
ご本尊は撮影禁止の多いタイの寺院ですが、ここはOKでした。
これを見ただけで「お~タイに来たよ~」となりました~
朝から日差しが強く湿度も高く、清々しいとはいえない気候ですが美しい寺院と
東南アジアの花々そして南国の鳥の鳴き声に癒されました💖

急な階段を上りご本尊様にお参り。上りは良かったけれど(それでも足に来る)下りは怖かったわ~
しかし、これ以降もタイの寺院は上れるけど怖い💦

タイの仏像を見て感じたのは、どの仏像も優しいお顔をしている事。
穏やか~な表情なのです。
後ろの織物?は15世紀のビルマ軍との戦いの様子。下の青い部分は川です。
アユタヤは川に囲まれ一番大きな川がチャオプラヤー川です。

お釈迦様がいらっしゃる祭壇を囲むように金色の仏像が配されていました。
偉いお坊さんなのかしら?スリランカ留学から戻り瞑想する僧なのかもしれません。
そして黄色い布ですが、他の仏像や仏塔も黄色で覆われています。
どうも、お参りに来た方が掛けているらしいのですが、これを掛ける事が「徳」に
繋がるのかもしれません。
本気で願掛けをする方の為の布のようです。
タイでは「徳を積む」事がとても大事にされています。


この仏舎利からの眺めで赤い屋根の建物は僧侶の住居らしいです。

この仏舎利は、このように多くの仏像に囲まれています。ほんとうにどのお顔も
穏やか~こちらまで癒される・・・さすが瞑想寺院!

急な階段をこわごわ降りると地元の方々が御参りにみえていました。
皆さん、本気モードです・・・って当たり前か('◇')ゞ

どうもコブラらしい像も・・・瞑想中の釈迦をコブラが守ったという言い伝えもあり、
祀られているのでしょうね?ラオスでは7つの首をもった蛇をナーガと呼ぶそうです。
コブラだらけの河もあるとか(@_@)

ドラえもんの祠???
シティチャイの祠といって子宝にご利益があると有名な祠がこれです。
1890年にラーマ5世の子を身ごもっていた王妃が舟遊び中に転覆し、母子ともに
亡くなるという悲劇が起こりました。この世に生を受けなかった王子の名前が
「シティチャイ」勝利の達成という意味なんだそうです。
そのお二人を祀ったのがこの祠。
御参りして子宝を授かったらお礼として人形をお供えするのが習わしなんだとか。
そのお人形はタイで人気のドラえもんのお供えが多いそうですが、この日はタイの民族衣装を
着たお人形でした。

そしてワットヤイチャイモンコンといえば、この巨大涅槃仏が有名。
バンコクの有名なワットポーには巨大涅槃仏があり、それよりは小さいけれど、野ざらしにされて
この状態は珍しいのだそうです。
因みに涅槃仏とはお釈迦様が死を悟られ、一切の煩悩から解脱し死に入る(入滅)こと。
おめめを開けている涅槃仏は生きており、目を閉じている像は死んだ後だそうですよん。
足の裏にコインを張ると良い事があるらしいですが、ガイドさんから聞いてないしやらなかった・・・
それにしてもお釈迦様、死を目の前にして、なんだか楽しそうですね。
一切の煩悩・・・「楽しみ」・・・これも煩悩???じゃあ何も感じない状態なのかな~
謎じゃ~

大仏塔の他にもいくつか仏塔があるのですが、お参りの方がのぼり黄色い布を巻いておりました~
仏像の布より絶対に長いので高額の寄付ですね。その分、徳が多く積めるのかな?

広い敷地をお散歩していたら木の切り株にこんなお人形が(@_@)
なにか意味があるのかしらね~

ワットヤイチャイモンコン見学だけでタイ仏教の神髄を感じる事ができ、心が穏やかになるような
気がして思いのほか私には好評でした~(≧▽≦)
さて次の場所のご紹介は次回・・・しばらく同じような風景が続きます(笑)