三大寺院の他に、ぜひ行ってみたかった寺院がワット・パクナム。
フォトジェニック寺院で有名ですね。
三大寺院はそれぞれチャオプラヤー川を挟み至近距離にありますが、
ワット・パクナムは離れた場所にポツンとあります。
ホテルと同じチャオプラヤー川西側にあり、ホテルからならタクシーが一番楽なので
タクシーで行きました。
チャオプラヤー川の東側からならMRTバンパイ駅から徒歩15分程度なので、
電車が良いかもね?(帰りはプルンチット方面に行くのでMRTを使いました)
↓このようにバンパイ駅までの案内図もありました。
タクシーなので降りたら案内図通りに歩くだけ。
バンコクのタクシー初乗り料金は35バーツ(140円程度)1kmごとに5バーツ(20円程度)なのでホテルから500円程度だったと思います。
途中にも案内図。日本語もあります。
綺麗で緑が清々しい境内~
巨大黄金大仏が見えたきた~
フォトジェニックなエメラルド仏塔はマハー・ラチャモンコン大仏塔内に
あります。
これね↓
全て大理石でできてます(*_*)
ワット・パクナムってフォトジェニック寺院って事でここ10年くらいで急に有名になったので、そーゆーの狙いのお寺なのかな~新しめの~と考えていました。
それが~
とーんでもない!!!
もうしわけもない~m(__)m
正式名は「ワットパクナム パシーチャルン」
ワット・ポーがバンコク最古の寺院って事になっていますが、
ワット・パクナムがアユタヤ時代(室町時代)建立。
ワット・ポーがチャクリー王朝(江戸時代)
何故にワットポーが最古と書かれているんだろう?と推測すると・・・
ワット・パクナムが王宮寺院に指定されたのはラーマ4世の時代。
ワット・ポーはラーマ1世により王宮寺院として建立されたので
王宮寺院としての歴史はワット・ポーという事になるんだろうか???
現存する仏教最古の宗派上座仏教の経典はパーリー語で書かれており、
僧侶に対するパーリー語教育機関としての役割を持つ寺院であり、
瞑想・座禅のメソッドも全国的に有名な寺院。
拝観料はありませんΣ( ̄□ ̄|||)
お靴を脱いで中に入ります。
この大仏塔は2012年に建てられたため、中もぴかぴか✨
入口の扉は鬼神の黄金彫刻。
黄金だらけだわ~
↓ここ何階だったっけ?
仏の両隣りは瞑想している高僧なんだろう・・・
大理石の階段も美しい。
エメラルド仏塔は5階。
土日以外はエレベーターは使用不可だそうです。
駅もそうだけど、寺院も障害のある方や高齢者に優しくない作りかもね?
イタリアなど有名教会の観光客は車いすの方、高齢者の方も多いじゃない?
バンコクはハンディキャップのある方々や高齢者参拝者は、ほんと見ないものね~
それとも~タイの人口比率として少ないからなのかな~???
5階に到着~
天井や柱の装飾がすでに美しい✨
高さ7mのエメラルド仏塔✨
エメラルド色のガラスを何百枚と積み重ね作られているそうです。
仏塔を取り囲むのは80頭のパーヤーナーク(龍王)
これは肉眼で見るべきだ~
来て正解だ~
なんという幻想的な美しさ💕
菩提樹の下、赤い炎のような中に座っている仏さまは過去二十八仏。
過去二十八仏とは地球が誕生して以来二十八名が悟りを開き仏陀となり世を照らしているのだそうです。
エメラルド色の天井は、まさに宇宙の神秘。
宗教には疎いけれど、一神教が人間によって作られた人間の為の宗教なら、
インド発祥の仏教は概念というか宇宙の真理をありのままに受け入れる
宗教というか、やはり哲学を感じます。
タイは日本より直にインド仏教が入って来たでしょうから日本人の仏教感とは
かなり違うように感じました。
仏塔を取り囲む竜王・龍神(ナーガ)はお釈迦様が悟りを開く時に守護したとされる
もともとインド(ヒンドゥー教)の神様が仏教に取り入れられました。
蛇神とも訳されますが、日本人の私から見ると龍というよりコブラ寄りの蛇により
近く見えるもんね?
窓から黄金に輝く大仏が~
5階は展望バルコニー付き。
見事な大仏の背面を拝めます✌
ワットアルンのすぐ近くにあるワットクンチャンの黄金大仏の
背中も拝めます✌
白い像3頭に支えられてるのね。
象の下に涅槃仏かな~?
ワット・パクナムがあるトンブリー地区を眺めることができます。
向こう側に見えるのはMRTの駅かな~???
バンコクど真ん中の観光地と違う市民生活中心のトンブリー地区の風情も
喧騒の無いフツーのバンコクを感じられ、帰りの駅までのルートも
なかなか良かったので後編にご紹介いたします。