新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

会津に行ったら高遠蕎麦を食べなくっちゃね!!!

 

蕎麦好きとしては会津はかっこうの旅行先。 信州に行くのもお蕎麦を食べたいからという理由があり会津のお蕎麦が美味しいと知ってからは、会津旅行で欠かせない食べ物となった。 東京にも、もちろん美味しいお蕎麦屋さんは多いけれど、やっぱり日本的風景の中で食べるお蕎麦は格別です💖 大内宿に数あるお蕎麦屋さんですが今回も「三澤屋」にお邪魔しました~

さて~会津なのに「高遠」とはいかに⁉

 

高遠と言えば長野県伊那市高遠。 戦国時代、高遠を治めていた諏訪氏の一族である高遠頼嗣は、あの武田信玄との戦により敗れ没落、追放される・・・(´・ω・`)➡武田の領地となるが、今度は織田に攻められ城(高遠城)落城➡豊臣秀吉の臣下が治める➡関ヶ原の戦いで豊臣が敗北したため、今度は徳川の家臣、保科氏がやって来て高遠藩が成立➡1636年山形に国替えを命ぜられ高遠での3万石から山形藩で20万石まで躍進後、会津では23万石と国替え大成功‼ 国替え大成功の保科氏は徳川秀忠の四男で、信州高遠で蕎麦作りを推奨し、それを山形、会津に持ち込んだ。 なので会津で「高遠蕎麦」と呼ばれる。 面白いのはオリジネイトの信州高遠では、高遠蕎麦は消滅し会津で受け継がれてきた高遠蕎麦を平成になってから逆輸入したという事。

 

さ~あ、食べちゃうぞ!!!

 

大内宿には、何件も高遠蕎麦を出すお店はあるけれど、刷り込み現象のように「三澤屋」に行った。 本当は色々なお店で味比べしたいところだけれど、三澤屋は囲炉裏があるからね~

 

 

冬期間なので営業しているか心配でしたが、三澤屋は問題なく営業しており、 他のお蕎麦屋さんも、数件、営業しておりました。 タクシーの運転手さんのお話だと、お土産屋さんはお休みが多いとの事。 お土産は軒下に並べるお店が多く、雪の時期は雪が吹き込んでくるので開けっ放しで営業できないというお話で納得。。。

会津のお蕎麦屋さんのお楽しみは、座ると自動的に出てくる田舎料理。 今回は大根やお麩の煮物とお漬物。 柿のお漬物が美味しかった~😍

柿はあまり得意ではないけれどお漬物は美味しい! この辺りは皇室にも献上されている、みしらず柿(身不知柿)という渋柿が名産です。

お酒を頼むと、また一品増えます。

会津地方の固いお豆腐に南蛮醤油(ピリ辛)をかけたもの。

 

以前利用した時は、お酒を頼むたびに違うお料理が出されました。 今回は、この濁り酒だけだったからね~ 旅館は「お酒60種類半額コース」というプランでの予約だった為、控えました( ´艸`)

そして本日の主役登場!!!

 

 

なんといっても、このおネギですよね~良い曲がり具合でお蕎麦の麺を難なく口に運べました。 蕎麦は今頃が良いですよね~冷たいお水でキリッと〆られた地元産の蕎麦粉で打たれた蕎麦と 大根おろしの汁で割られたそばつゆが最高😍 いや~美味しいわ~

会津の郷土料理、こづゆも頂きました~

 

 

この具だくさんの汁は350円ですよ~ こづゆとは会津のお正月や冠婚葬祭などに欠かせない干し貝柱でお出汁を取り、主に乾物そして豆麩が必須のお料理です。

そして会津スイーツの栃餅。

 

 

粟餅に近いフワフワの食感で、これまた美味しいわ~😍 アンコは苦手なのに食べられた~ 色艶が見るからに美味しそう~ こうして再訪した三澤屋で、期待を裏切らないお蕎麦などに大満足。

そういえばNHKで放送されている「呑み鉄本線・日本旅」で六角精児さんが、大内宿を訪れ他のお蕎麦屋さんで、高遠蕎麦を食べていたけれど、やはり麺具合が美味しそうだった。 いつかまた、他のお蕎麦屋さんでも食べてみたいぞ!!!

 

お昼の遅い訪問だったのでピークはとっくに過ぎており、ゆったり食事しました。 神棚が立派ですよね~

夏などは予約が必須の人気店ですが、冬はその必要もなくお薦めです!!!

 

 

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