新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

バインミーも作れる南部のソウルフード「フレンチブレッド」と朝ドラ「虎に翼」は素晴らしい!

 

「かりー。。そうは言っても昔は離婚なんてそうそう出来るものじゃなかったんだよ」

母方の祖母が祖父の昔話をするたびに「おばあちゃん!離婚すれば良いだけの話じゃない、なぜしなかったの?」と私が祖母の昔話に呆れながらそう言った時、必ず返ってきた言葉。

 

祖父は極端な二面性を持つ人間だったらしい。

戦時中に胃の病気か何かで亡くなったので写真でしか見た事がない。

 

早い話が酒乱で祖母に暴力をふるう典型的なモラ男💦

 

二枚目で頭も良くお洒落で統率力もあり人望もある、それも外でだけ・・・

 

ただお酒が入らない時の祖父は子供たちが寝る前に集めて物語を読んでくれたり、

薔薇のアーチを作ったり、蓄音機で音楽に親しむ人間だったらしい。

それがお酒が入ると豹変!

祖母はいつも怖かった~と言っていた。

 

とても達筆な祖母だったけれど、新聞や小説を読んだり書をたしなんだりを

祖父は嫌ったらしい。

自分の部下や仕事関係の人々に振舞うのが好きで、家にお金を入れず全部使う事も💦

自分はシャレ男なので、三つ揃いをいつも着用し祖母は質屋に通ったこともあると言っていた。

母が生前話していたが「腹違いの妹がいるのよ、一度会ったことがある」というように

そちら関係もしっかりと・・・

 

祖母は祖父が生きていたころ神様にこの世から消えるように祈っていたそうだ。

しかし本当に40代で亡くなって心が痛んでしょうがなかったと。

 

その様な家庭環境だったので母の兄二人は10代で軍に志願し10代で亡くなった。

終戦前に祖父は亡くなり息子二人の遺族年金も入り家計の心配は全くなくなり祖母は幸せな老後を過ごしたわけだけど。

 

NHK朝ドラ「虎に翼」を見て「無能者」と過去に呼ばれていた女性達を取り巻く環境、その思いが肌感から実感に変わった。。。

「簡単じゃないの、今では考えられないと思うけれど」明治生まれの祖母の言葉と

梅子さんが重なる。

 

父方の祖父は真逆で笠智衆のような人だった。

その息子である父は昔々の男性なのに母の事を人前でいつも褒めていた。

母はいつも本当に恥ずかしいと言っていた(≧▽≦)

 

うちの夫も臆面も無く他人の前で私の事を褒めるし、

2人で話していても私を否定したことがない。

あまりにいつも褒めるのでアドバイザーとしての信頼はゼロだったけれど(≧▽≦)

 

梅子さんの弁護士である夫は、笑いというか話の潤滑油的だと言いながら伴侶である梅子さんを虐げる言葉を大勢の人の前で発していた。

この時「NHK凄いな~(*_*)」と心底感心した。

朝ドラは女性の一生を描くことが多いけれど、今までとは全く違う描き方!

女性なら誰しもが、この文化の中で意識下で悶々としながら我慢を強いられてきた事に正面から取り組んでいる(*_*)

「はて?」や「スン!」という曖昧で説明が出来なかったもやもやを脚本で明らかにしてくれる凄いドラマだ✨

今期のNHKは「光る君へ」とよい見ごたえのある作品で受信料を払っている甲斐があるというものだ( *´艸`)

 

さて~

またまたパン作りのお話~🍞

 

シール容器という強い味方の存在でパン作りが労力を使う作業じゃなくなりハードルが下がった。

もう一つハードルを下げたのはアメリカ式製パン方法~

 

米国南部のパン「フレンチ・ブレッド」を作りたくてYouTubeで米国人がアップしている動画でお勉強~

ベーグル作りもあちらのレシピを参考にしている。

 

日本のレシピのようにきっちりした物が少ない💦

例えば強力粉カップ6~7とか。。。

お水も300ccから400ccとか・・・

だいたいがグラムや何CCといった計量ではなく、カップなん杯、大匙なん杯、ティースプーンなん杯って感じで「すりきりで!」とかもない。。。

実に大雑把なのだ(≧▽≦)

 

それが私のようないい加減人間には刺さった✌

肩ひじ張らずに作れるのだ✨✨✨

 

フレンチ・ブレッドは実に使い勝手が良い✌

 

フランスのバゲットのように固めではなく、外はパリッと中はふんわり目なため、

サンドウィッチにも好都合だしバインミーのパンも同じ製法なので米国では

フレンチブレッドでベトナム式サンドウィッチを作る場合が多い。

 

素朴なパンなのでお食事パンとしても最適。

 

 

バインミー↑を制作中~

 

米国南部のフレンチ・ブレッド、ニューオリンズフレンチブレッドとはどのようなパンか?

 

ニューオリンズ名物ポボーイというサンドウィッチに欠かせないフレンチ・ブレッドはフランスパンとは違う独特なパンです。

 

フランスパンより太く短くクラスト(皮)は薄くパリッとしており、中は白く柔らかいのが特徴です。

味はフランスパンより甘みが強く、ほんのり塩味も感じられます。

 

フレンチ・ブレッドの歴史

 

ニューオリンズ・フレンチブレッドは、18世紀にフランス植民地だったニューオリンズで生まれたと考えられています。

フランスパンのバリエーションとして作られたものですが、独自の進化を遂げ、現在ではアメリカ南部で親しまれているソウルフードです。

 

レシピを見ると人の数だけレシピがあるという感じ。

それくらい自由なものなんですね、とにかく外がクリスピーなかはフラッフィであれば

良いんですもんね。

 

お気軽に作れるフレンチ・ブレッドのレシピ~

 

🍞強力粉(オールパーパスを使う場合も多いけれど、日本の粉の場合強力粉か準強力粉が最適だと思います)

とにかく強力粉2.5カップ~3カップ(300gから380gくらい)

 

🍞水(ぬるま湯)1カップくらい(240g位)

🍞ドライイースト、大匙1(3gくらい?)

🍞砂糖、大匙1(私はモルトで作ってます!良く発酵し風味も良いので)

🍞塩、大匙半分強

🍞バター大匙1(18gくらいかな)

 

作り方はいつも同じ。

お水にイースト、砂糖(モルト)、塩、溶かしバターを全て入れかき混ぜる。

 

 

ホームベーカリーに水分を入れ、粉を加える。

 

 

20分ほどホームベーカリーにお任せして捏ねてもらいます!

 

シール容器に移して1次発酵。

倍になるくらいまで発酵。

夜作って冷蔵庫で一晩発酵でも良し!

 

 

1次発酵が終わったら2等分から4等分にして表面を張るように丸めて10分ほど

ベーンチタイム~✌

 

フレンチブレッドのドウはとても扱いやすいです。

打ち粉をして長方形に伸ばします。

麺棒を一般的には使うけど、私の場合、手で適当に長方形っぽく

伸ばします(≧▽≦)

 

 

で長方形の長いほうからクルクルとまいていきます。

(クルクルするのでフレンチロールブレッドという呼び方もあるみたい)

両端と巻き終わりをしっかりと止めます。

 

 

30分ほど2次発酵~

仕上げにエッグウオッシュ(卵とかして塗るやつね✌)して切れ目を入れて

よーく熱したオーブンに入れ220度くらいで初めに霧吹きをしていれます。

20分くらいかな?

 

 

霧吹きは↓この手法ね✌

オーブンシートをパンに被せてオーブンに入れてから霧吹きで手早くシュッツシュ!

慌てて扉を閉める!

 

 

20分後には皮パリ~、なかフワフワ~のフレンチブレッドの焼き上がり~

 

 

いつもは食べないジャムもこのパンにバターとアプリコットジャムで

美味しいの~💕

 

 

初めて作った時、レシピをよく読まないで卵1個とあったので

パン生地に混ぜ込みました。

他のレシピも見て見ると必ず卵1個・・・

これはエッグウオッシュの為だったんですね~💦

アメリカ人、いい加減なくせにエッグウオッシュは欠かさないのね・・・

 

初めて焼いたフレンチブレッドは中が黄色みがかった(≧▽≦)↓

 

 

リーンなパンなはずなのにリッチなパンの風味で、これはフレンチブレッドじゃ

なかった(≧▽≦)

 

このパン、ほんと使い勝手が良いのでぜひたくさん作って冷凍してくださいね✌

 

次回はやはり米国式面倒じゃないベーグルの作り方~の予定。

 

 

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