私を初めての地、神戸に誘ったのは横山幸雄さんのサロンコンサート。
芦屋、奥池にあるコシノヒロコさんの旧ご自宅、今はご自身のアートを
展示するギャラリーとして一般公開されているKHギャラリーで
定期的に行われている。
阪急三ノ宮から芦屋川駅で下車。
12時30分開場だったので、そのまえに評判のドイツハムのお店で
腹ごしらえをした。
ここでタクシーを捕まえようとしても、なかなか捕まらない💦
15分以上は捕まらなかった・・・
目指すは奥池という文字通り、芦屋の奥。
料金は3,000円くらい+400円だったかな(有料道路を通るので)
バスもあるけれど、ハム屋さんに来ちゃったしね~
本数少ない、駅遠いでタクシーにしちゃった💦
奥池の奥なんで、住宅地というより別荘地の様な雰囲気。
企業の保養所や個人の大きなお家が、ところどころに。
なんたって1件の敷地が広いからね~
ところどころって感じになっちゃう💦
タクシーのドライバーさんのお話では建蔽率が20%って(@_@)
余裕のある方じゃなきゃ無理だよね~
ここにお家を所有するのは。
奥池へは有料道路を通るんだけど、これ個人が造ったんだって~(@_@)
有馬温泉に行く直通道路が無かったので、通したって(@_@)
お名前聴いたけど忘れた・・・
えらいお金持ちっているものね~
庶民は交通の便悪いな~って思うけど、
関係ないのね、この辺りの住人は・・・
運転手付きの人々が基本的に住んでいるんだからね。
安藤忠雄さん設計の旧ヒロコさん邸。
斜面を活かしたお庭とコンクリ剥き出しなのに、冷たさのない
素敵なところだったわ~
ダイニング、今はここにも作品が飾られています。
薪ストーブが素敵よね~😍
キッチンがねレストランでも、こんなに充実してないわと・・・
現在のお宅は、それほど離れていない場所に、これまた素晴らしい
ご邸宅でございます・・・(-。-)y-゜゜゜
受付には、さっそくヒロコさんの作品が。
コンサートが開かれたスペース。
この時は調律師さんが調整中だった。
今回はコンサートに合わせて人物画を中心に飾られたんだとか。
今年の4月から6月だったかな?
兵庫県の美術館でコシノヒロコ展があり、その後に描かれた
作品群なんだって(@_@)
長唄のお三味線の練習やお仕事、そして絵画と、どんだけ~
どうやって時間を作っているのかしらね~(@_@)
なんちゅう80代やねん!!!
今回のコンサート、秋麗の光の中で、と副題がついているけれど、
午後の優しい光が木々をぬって大きな窓から差し込み
とっても素敵な空間でした~
第一部のプログラムはエグイよ~(@_@)
マゾかよ!っていうくらいのエグイ選曲。
二部はうって変わって若き日の、まだワルシャワにいた時代の
華麗なる曲たち。
特に、今年のショパンコンクールの直後ということもあり、
最後はショパン19歳だったっけ?の作品ピアノ協奏曲2番。
ファイナルの課題曲ですね、1番と2番は。
横山さん、ご本人もファイナルで演奏なさったのは2番でした。
1番のほうがとても華やかなので、選ぶファイナリストが多い中、
2番を選ばれたわけですが、こちらのほうがオーケストラと合わせるのが
とても難しいそうです。
1部と2部の休憩時間、控室で横山さんと初対面。
どうしても、会わせたがり屋、一緒に写真撮らさせたがり屋さんが
おりまして・・・(笑)
ものはついでと、今回のショパンコンクールで疑問に
思っていたことなどなどを質問してみました。
コンクールっぽいのって日本は盛り上がりますよね~
それとアジア圏とかね・・・・
どんな世界も一緒だなと強く同意したのは
「才能はチャンスを引き寄せたり生かせる」ということ。
そしてホステスであるヒロコさん!
ヒロコさんの全体像を撮影してほしかったのに足元が見えずに残念💦
完璧なスカート丈、そこにルブタンの編み上げショートブーツ✨
ほんとうに素敵だった~💖
他のゲストの方とのお話とか、写真撮影に気軽に答えてらした。
今回は通しではなく、一部、二部と別れており、
私たちは1部のみの参加ということにしていたのですが・・・
「2部も聴いていき、ええからええから、畳でくつろいだらええやん
寝転んでもええから」というありがたいお言葉をそのまま実践する
東京の人(≧▽≦)
この畳スペースはヒロコさんの大胆な墨画のような絵が
かけられ、とてもステキなのですが、くつろぎすぎて
写真も忘れた( ´艸`)
いや~こんな寛いで超一流のピアノ演奏聴くなんて、
なんの天国なの???😻
芦屋の駅近辺で歩き過ぎ足が痛かったので天国だった。
1部は2列目。
やはり後部のほうが音が全然調和がとれて最高。
一流の奏者によるサロンコンサートなんていう贅沢な
経験そして、実に愉快な経験をさせてもらいました~
帰りはバスの時刻を確認して芦屋川までバスを利用しました。
東京にも高級住宅街はあるけれど、欧米型の高級住宅街なのね芦屋は。
スケールが違うな~と。
田園調布や成城学園は都心から離れているけれど、
本当のお金持ちが住んでいる松濤とか都心に近いしね~
(赤坂とか麻布とかも)
下町と山の手が近いのが東京。
もはや、このくらい凄いと憧れないわ( ´艸`)
別次元すぎて。
芦屋ではお店でも安い価格にすると売れないそうです・・・
今回のサロンコンサートは2年ぶりの開催でしたが、
これからは(普通の状態と期待して)年に4度ほど行う予定らしいです。
ヒロコさんは、このギャラリーを文化発展に使いたいと強く考えていて、
いろいろな事にこれからも挑戦されるでしょう。
私のように芦屋のお宅拝見したい!と思っている人も、
横山幸雄さんの演奏を大ホールではない場所で聴いてみたいという人も、
ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか?
(こんな貴重な経験は、ここでしかできません)
一般の方も希望があれば参加できます。
大ホールの良い席より、かなりお安いですよ✌
メールで直接、お問い合わせになると良いと思います✌