あくせく観光名所めぐりには、あまり興味が無かったパース旅行。
しかし、いつもの習慣で朝食前にはお散歩、お散歩。
パースはホテルからお散歩圏内で有名な観光名所もサクッと周ることができます。
またしっかりと観光名所を訪れたいと思っている方も、「歩くのきらい!」の方もキャットバスの
レッドを利用すれば、ほとんどの名所を無料でカバーできます。
キャットバスは4路線あり、パース駅には全てのキャットバスが停まりますから、
駅を始点に観光を始めましょう!
「海外のバスはハードルが高くて~」と思っている方も心配はありません。
循環バスですから、乗り続ければ必ず、またパース駅に戻れます(≧▽≦)
停留所の名前を知らなくても「素敵そ~💖」と思ったところで降りてください。
期待外れでも、10分ほど待てば次のキャットバスがきます。
疲れたらカフェで一休みも良いですね~
このレッドルートは観光名所だけではなく、パースのメインショッピングエリアも
カバーしているので、カフェ探しに困る事はありません☕
パースはステキ・カフェが多いですよ~
一度も利用していない私が言うのだから間違いはありません( *´艸`)
インターコンチネンタル・ホテルから巡る観光名所
パースはピカピカの高層ビルと英国風の古くからある建物が調和している街です。
「観光名所」巡りとなると英国風の建物巡りって感じになります。
インターコンチネンタル・パースシティセンターから東に向かうと歴史的建築や
西オーストラリアの州都であるパースの公的施設を多く目にする事ができます。
まずはセントジョージズ・テラスに面する「トリニティー教会」
1893年に建てられました。
協会右の扉を進むと「トリニティー・アーケード」というショッピングコートになっていて
ヘイ・ストリートへ抜けることができます。
教会の一部を利用してレストランになっていたり、面白い小径というか不思議な空間でした。
アーケード内には、いくつかのお店やバーバーがあります。
パースは早ければ5時には営業が終わってしまうお店が多いので、
利用したければ明るい時間帯に行ってください(金曜日は除く)
トリニティーアーケードをセントジョージズ・テラスに抜け、少し西に行くと
こんな像が出迎えてくれるビルディングがありました。(下の写真)
ここは「The Cloisters(クロイスターズ)」という1858年に建てられた学校らしいです。
(パースの情報が少なすぎて、こんなに面白いビルなのにネットにも何もなく苦労しました~探すのに💦
「Heritage Perth」というサイトで見つけた~)
もともとは「パース・チャーチ・オブ・イングランドカレッジスクール」と呼ばれ将来の西オーストラリアの指導者になるべく裕福な子弟の男子学校だったという事。
チューダー様式のこの建物はセントジェームス宮殿やケンブリッジのイートン校を模して
作られています。
後に英国国教会の神学校となり現在は民間に払い下げられ企業のオフィスなどが入るビルディング
として使われています。
この像は「ヘール司教」だそうです・・・
日本だったら絶対、このクラスの建物、世界遺産に推挙されてるよね?(≧▽≦)
全体はこんな感じよ。いかにも学校っぽいもんね?
セントジョージズ・テラスをずーっと東、ウエスティンがあるあたりまで行くと、
このストリートの名称のもとになっている1879年に建てられた「セントジョージズ大聖堂」があります。
英国国教会の大聖堂。(トップ画像もセントジョージズ大聖堂です)
大聖堂とセントジョージズ・テラスを挟んで見えるのが「government house」西オーストラリアの
総督官邸です。
薔薇の季節は特に美しいお庭は一般公開されています。
エリザベス女王もお泊りになった官邸。
初代の総督はジェームズ・スターリングで日本とも関係がある人物です。
彼はイギリス東インド提督時代に中国艦隊と共に長崎に来て日英和親条約に
調印した人物です。
セントジョージズ・テラスをもっと東に行くとアデレード・テラスと名前が変わります。
ヒル・ストリートと交わるので北上するとオーストラリアで一番古いカソリックの
女子高がありました。
1846年にシスター・マーシーによって設立されたメルセデス・カレッジ。
「メルセデス」って「mercy」のスペイン語なんだって~そうなんだ~
「mercy」って慈悲って意味よね???
シスター・マーシーはダブリン生まれらしいです。
制服が日本の女子校に似てる~
ってか、日本が欧米の女子校の制服を真似たのか('◇')ゞ
因みにパースで最初の男子校は1853年に建てられた
トリニティー教会の向かいらへんにある、下の平屋の建物。
ゴールドラッシュで生徒が増えすぎて、すぐに他の場所に移ったらしい。
今は、なんとかカレッジの一部になっています。
さらにヒルストリートを北上すると造幣局が見えてきます。
どんなに薄いパースのガイドブックにも必ず掲載されているのが、この造幣局で
「パース・ミント」と呼ばれています。
オーストライリアで最古の造幣局で唯一、金の精製を担いオーストラリアだけでなく、
近隣諸国の造幣も担っています。
1899年に英国王立造幣局としてスタートしました。
この造幣局が有名になったのはほぼ100%の精度を誇る金貨の製造にあります。
なので、世界中のコレクターの間でも有名なんだそうです。
ここで鋳造された最初の金貨や世界中の金貨、金の延べ棒なども展示され、
ギフトショップでは、ここでしか買えないコインの販売もあるそうです。
朝食前の散歩だったので、まだクローズしていました~😢
閉門中なので、この程度にしか写せなかった・・・
セントメリーズ大聖堂の向かいには、なにかわからないけどコロニアル風の
素敵な建物があった💖
1863年に建てられた聖メアリーズ大聖堂。ローマカソリックの聖堂です。
2009年に改装が終わりパースで最も大きなゴシック様式のカソリック教会です。
早朝でも教会だけは中に入れますね💦
側面にも大きなステンドグラスが施された立派な聖堂でした。
早朝にもかかわらず、けっこうな人々がおりました~
カソリックなので、色々な人種の方が見受けられました。
教会のあたりが一番の高台となっていて、真正面にウエスティンが見えます。
ウエスティン方面に歩き、ウエスティンを通り過ぎるとバラック・ストリートにでます。
ここには1870年英国王ジョージ4世の誕生日に合わせて完成したタウンホールがあります。
ビクトリア・ゴシック様式の美しい建物です。
ここがパースの中心中の中心です。
そのお隣には近代的なパース図書館があります。
西から東に歩き中心に戻ったので、お散歩コースの観光案内は
このへんで~
ブラックスワンと会える公園や、他にもいろいろなヘリテージがありますから
実際にじっくり観光しようと思うとパース中心部だけでも短い滞在では無理ですね~
パース、あなどったぞ!