お嬢から誕生日ディナーをイータリーでどう?というラインが来た。
リモートワークが終わってから・・・という事で6時半に設定。
リモートワークが多くなっている東京駅近辺は閑散としている。
Raison D'etre
6時半を過ぎてやってきたお嬢。
リモートだからといって5時には終われない。
「メゾン・ドートル???いや違うわ・・なんだっけそんなドイツ語?
存在意義みたいな」
「う~んなんだっけ???」
こんな時おバカ二人の最高の味方、スマホ。
「レゾンデートルだわ、なおかつフランス語(≧▽≦)」
そうなのだ誕生日を迎え私の頭の中に急に浮かんだ言葉は「レゾンデートル」
中二病じゃあるまいし、この年になって「私は何のために生まれてきたのだろう?」
などと考えるとは(@_@)
終末期を迎えた母を見ていて「生きるってどういう事だろう?」
昨年からほぼ面会できない母に時折、接すると湧く疑問「母は母としての意識を持つ瞬間はあるのだろうか?」と考える機会が多くなっている昨今、レゾンデートルという
言葉がふと頭の中に浮かんできたのだ。
そして今週、遠い他人である昨年作家デビューされた20代の女性の
とても素敵なお母様が大きな病で搬送されたというツイートを見てまたまた
考えさせられる存在意義という事。
日本人の典型、自己評価が低いネガティブ思考の私は自分の存在を
肯定的に捉えることなくこの年に達したように思う。
が。。。
母などを通して昨日突然思ったのは個人として文化的、経済的分野などに
存在を確固としたことはないけれど、あらたな存在を3名分、創り出したと
いう事に思い至った。
いろいろな未来や未知の価値を持っている存在は私の存在なしには無かった事だ。
そのことに畏敬を始めて感じた。
生物学的に非常にシンプルな生涯を送っている人間とも言えるわけだけど(≧▽≦)
突然、存在理由がすっきりしたところで乾杯だ🥂
やっぱりイータリーは最高にコスパ良いわ~
イータリーでは3月末までフェラーリフェスタが開催されている。
車のフェラーリはスプマンテも造っているのだ。
フェラーリはシャンパーニュと同じ製法で作られている。
私が好きな蜂蜜風味もあり美味しいスプマンテなのだ😍
このフェスタ仕様のアンティパストはヴェネツィアのバーカロ風なんだって。
バッカラ・マンテカート(干し鱈のムース)も含まれているので、
それを注文!!!
最高じゃん😍
めちゃくちゃ最高じゃん😍
タコとお芋のサラダ、シーフード、ほたてのグリル、ヒラメのカルパッチョ、
そしてバッカラ・マンテカート✨✨✨
美味しいわ~どれも美味しいわ。
タラは・・・本場にはかなわないものの、シーフードがどれも新鮮💖
サラダはチーズと生ハムがトッピングされたものを。
ドレッシングって、結局はバルサミコと質の良いオリーブオイルの
シンプルなものが一番美味しいと思う。
そしてメインはビスティッカ!!!
このビスティッカ、税込みで5,000円程度。
本場フィレンツェで食べたダイナミックさにはとうてい及ばないだろうと
考えていたのだけれど、なんと堂々としたビスティッカらしさ(@_@)
ちゃんとしたTボーンが登場するとは思ってもいなかった。
アンガス牛とはいえど、これかなりお得なんじゃない???
2,3人前は充分にあるもの。
ビスティッカ・フィオレンティーナでお肉の美味しさはさることながら、
肉汁を吸ったポテトが大好き。
ここのポテトも甘くて美味しかった~😍
炭火ではないので本場レベルとはいかないものの、
十分にビスティッカらしさを堪能し大満足!!!
フェラーリのスプマンテや赤白のワインも堪能し、
しかしラストオーダーは7時だし8時にはお店も閉まっちゃう💦
駆け足ディナーでしたが大満足でした✌
東京駅前の交差点で待っていると信号が青に変わる度に、
大量のリーマン軍団が渡ってくる。
出社のリーマンは誰もが8時でお店から出る事になるので、
この時間はリーマンがそれぞれ集団化して街に溢れていた。
お嬢も言っていたけれど、人気店は早い時間に行列ができてるんだって。
時短って逆に密を作っているよね???
なんか時短は感染対策に有効じゃない気がするな~
普通に営業したほうが経済にも感染対策にも良さそうな気がするな・・・