新Y’sクロニクル

下町在住、三丁目の夕日時代に生まれた主婦が海外旅行を中心に美味しいものなどの情報共有そしてプロゴルファー松山英樹の応援も!

映画『雨の中の慾情』と白いカレーが癖になる『アロマズ・オブ・インディア』@淡路町

 

唐突に手相(笑)

最近、手相のYouTubeを見ていて「神秘十字線」という珍しい手相があると知った。

手を見たらあるじゃないの!!!

本当に珍しいのか???

誰にでもあるのではないか???

神秘十字線とは感情線と知能線の間に運命線が突き抜け、その運命線に横線が入り

十字になるという線らしい・・・

 

 

↑だよね~十字だよね~???

この線があると神仏から守られ、霊感があり強運なんだって・・・

ジャパンカップ、一等賞は当てたけど欲張って三連複にして外れましたけど?

成田凌の主演映画2本の初日舞台挨拶どちらも外れましたけど???

くじ運まったくないんだけど~

てか、霊感の霊の字も感じないんだけど~┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

というわけで、生成田凌を見られなかったけれど、久々に映画館に行った。

片山慎三監督作『雨の中の慾情』

 

『雨の中の慾情』について

これが実に映画とはこうしたものだ・・・と教えられる映画だった。

よ~するに映画館で映画は見るべきだというような・・・

大きなスクリーンに耐えられる映画って少ないと思うんだ。

 

 

この映画を見る前は不安でいっぱいだった。

とっぱじめからエロだとか、つげ義春原作だとか・・・これ誰とも一緒に

行けないヤツだ・・・

エロ多発映画それもかなりのエロだというのだから絶対に無理。

で、この人(私)一人で映画とか行けない人・・・('◇')ゞ

しかし、この不思議な映画を見に行く決意をしたわけ。

 

監督の片山慎三は「パラサイト」のポン・ジュノ監督の助監督の経歴を持つ。

彼の初監督作品にして話題作「岬の兄弟」はパラサイトと同じくらい、いやそれ以上の非情感がある映画で「救われない」としか表現のしようがない映画。

それ以外の映画を見ても雨の中の慾情も救われないのだろな~と見る前から暗くなるしかなかった。

 

ラブストーリーなのか反戦映画なのか???

この映画は殆どの場面が成田凌が演じる主人公「義男」の夢だ。

その夢はつげ義春の漫画のようにエロだ・・・

エロスと死は人類が誕生して以来の宿命なんだろう。

 

後半部で現実が理解できて初めて義男(漫画家の設定)の部屋の書架にぎっしり並べられたコンビーフやパイナップルの缶詰の意味が分かる(´;ω;`)ウッ…

 

本じゃなくて缶詰が並べられた書架。

 

義男が恋する女性、福子役の中村映里子がとても美しくて「この役は彼女しかいないな~」と思った。

 

成田凌はさすがだった・・・導入シーンの雨のバス停で隣の女性を見つめる目が

「空」すぎて空を演じる事が出来ることが驚嘆だったのだが、戦地の病院での

お顔が可愛らしすぎてというか幼くて状況と違和感があったというか。

もともと細身なのに映画の為に体重を落としたというが(体はもちろん痩せ痩せ)

若いので顔がコケないのよ~綺麗で可愛いままなのよ~

あの時代の日本兵のお顔じゃないのよ~眉毛をもっと無造作にしたら???

それでもあの顔じゃな~

前半は違和感なかったのに・・・???

いや、あの可愛い顔で良かったのか?あれも夢か???

病室は夢か???

もっと前に・・・・(´;ω;`)ウッ…

 

映画評などで多い「ボカシが大きすぎる」問題(≧▽≦)

あれは、あえて・・・だと思う・・「笑」・・をあえて入れ込んだと。

「雨の中の慾情」というロゴも昔の日活ロマンポルノのようだ。

エロ・グロ・ナンセンスそれがつげ義春ワールドだとしたら、

この映画は紛れもなく初めから最後までつげ義春100%だった。

100%にした片山慎三監督は凄いという事になるのだな。

(つげ義春の原作は短編なので数編織り込んではいるけれど、ほぼ監督のイマジネーションにも関わらず)

 

オール台湾ロケが効いて大スクリーンに映し出される映像は映画館でしか、

いや映画館でこそ味わえるものだ。

昨今は「これTVで良くない?」という映画がほとんどだけれど、

こんなに映画館と相性の良い映画は稀だ。

しかし、この作品をメジャーな映画館で上映するって採算合うの?

単館作品のような難しい、そして万人受けする映画ではないだろう。

制作費もかかってそうだし、そういう意味でも不思議な映画だった。

全ての映画は虚構で夢だ。

福子登場最後のシーンで、それまで日本人だと思ってたのに実はカタコトの日本語で悲しくなった。(現地の日本人兵専用の娼館ってことなのでしょう)

「ジョニーは戦場に行った」のように見た後で切なさが倍増します。

 

監督のインタビューで台湾での撮影ではあるけれど盧溝橋事件を発端とした

日中戦争(上海事変)がベースになっていると語っていました。

人民を巻き込んでのシーンは目をそむけたくなるほどの迫力で、その中で

義男の優しさが胸に染み入りました。

つげ義春は水木しげるのアシスタントの時期もあり、その話もヒントに

なっているのでしょう。

 

ベスコングルメでみたインドカレー

 

映画の話の次にカレー?

よ~やくカレーの話題???

いや、これ繋がってるのよTV番組で成田凌がここのカレー絶賛してたから(≧▽≦)

 

神保町界隈の美味しいカレーはいまさら・・・って感じだったけれど、

ここは知らなかった~

 

淡路町の名店ぞろいの一角にありました。

 

 

上のあんこう鍋屋さんとか「虎に翼」でも登場して驚いた「竹むら」の近く。

(NHKドラマで実在店が登場するとは思わなかったので驚きました)

 

なんとTVに登場する数日前にお嬢その2はこのお店に行ったんだってΣ( ̄□ ̄|||)

それも初めて・・・

 

店内は広く、メディアでもかなり紹介されていたんだね~このような

お知らせが↓

 

 

ここのシェフはデリーの五つ星ホテルのシェフだったんだって~

 

で、番組で食べていたブラック・チキンカレー&バスティライス。

 

 

チキンコルマ&ナン。

 


八重洲のダバインディアが閉店してしまいインドカレーを全く食べなくなっていた。

ここのカレーはダバインディアとか他の本格南インドカレーとかなり違う味わい。

なんだろう?

英国風がミックスされたような???

 

いつもなら絶対に食べないお子ちゃまか?というようなホワイトカレー、

これ食べてみてよかった、新鮮だったし絶対に忘れた頃に食べたくなる味。

けっしてお子ちゃまではありませんでした~m(__)m

ミントの香りがなんとも経験のない美味しさだった。

 

');