今日から10月。
10月1日は中秋の名月ですが東京地方はぐずぐずのお天気。
名月は見られそうもありません💦
満月は明日なんですってね?
不思議~お月見=満月ではないのね?
さて夏以降、韓国ドラマをかなり見ている。
韓国ドラマで食事シーンが登場すると無性に韓国料理が食べたくなる。
最近、見たドラマは「梨泰院クラス(イテウォン・クラス)」
人気のあるドラマとは知っていたけれど、気になる美男美女がいないので
パスしていたけれど、長女、長男が面白いというので見てみた。
(netflixの公式サイトより)
ハマれなかった梨泰院クラス(イテウォン・クラス)
絵に描いたような韓国型復讐ビジネスサクセス劇。
母を早くに亡くした主人公のパク・セロイは高校3年まで、
尊敬する善人の見本のような父と二人暮らしだった。
セロイは見事なまでに偏見や差別意識を持たず正義の塊のような
青年。ただし正義の押しつけはまったくしないが、
人間として、間違っている事には断固として許さないタイプ。
コミ障ぎみ?友人も作らず、孤高の人物でイケメンの括りらしく
非常に美人な同級生から告白されるも、無反応。
警察官志望で大学も実技で満点を取り、ほぼ合格したも同然だった・・・
そのセロイは卒業目前の高校3年の時に、父親の転勤に伴い転校。
そこには父親の勤務先の会長の息子も在席していた、これが運命の分かれ道!
外食産業NO1企業を屋台から起こした叩き上げの会長の息子は
権威を笠に着る典型的なダメ跡取り。
スポーツカーで登校し弱い者いじめの常習者、
しかし教師もクラスメートも見て見ぬふり、
セロイ転校初日にあろうことか、このダメ跡取りと同じクラスになり、
いじめを目にする。
ここからが地獄の始まり、結局、父親はこのダメ跡取りにひき逃げされ死亡。
会長の権威で事件を他人になすりつけ、それを知ったセロイが息子を
ボコボコにして逮捕され15年間もの間、刑期に服す。
当然、大学進学はボツになり、高校中退の学歴=中卒に前科者という
経歴が加わり、そこから復讐劇は始まる・・・
このドラマの見所は「土下座」に始まり「土下座」に終わると言っても過言ではない。
(いや~過言だと思うぞ(≧▽≦))
「幸せの黄色いハンカチ」で出所した高倉健にチョコプラのそ~ろりそろ~り味を
加えたような寡黙な主人公パク・セロイ。
間違った権力に対して決して自分の信念を曲げない男パク・セロイ。
だが、正義のために暴力は平気で振るうパク・セロイ(@_@)
出所後は暴力を自制しサクセス・ストーリー。
決して、土下座をしなかった男が終盤で土下座をする姿はギリシャ神話の
シーシュポスに重なる。
「これほどおびただしい試練を受けようと私の高齢と魂の偉大さは、私に
こう判断させる・・全てよし!・・と」
9年前にgooブログで書いたシーシュポスについては、こちらでどうぞ。
面白いドラマだと思う部分もあるけれど、全話16話を見続けるのが
辛かった。
最初の3話くらいは面白かったんだけどね~
刑務所に入りこれから復讐劇が始まるっていうところまでは。
その辛い原因の一つはヒロインのチョ・イソ。
IQ162でセロイのビジネス・パートナーとして手腕を振るう天才少女。
ソシオパスという聞きなれない反社会性人格障害を持っているらしい。
セロイの人生のパートナーにもなるらしいけどね。
ドラマの前半でイソは「私はソシオパス」といっていたけれど、
発表する意味が不明💦
後半ではほぼその要素がなくなっているし。
令和のドラマらしく彼女はインフルエンサーで、カリスマ的人気を
誇っているらしく、そのおかげでセロイが営んでいるポチャ(居酒屋)も大流行。
しかし、この天才さが、あまり私には伝わってこないし、
美少女扱いっていうのがな~('◇')ゞ
まあ、このドラマの本質ではないにせよ恋愛パートがあまりにも
弱くつまらないので無くても良かったくらい。
そして、こちらがハマれない本質だと思うのは、そもそも韓国社会の
弱肉強食さ加減!
このドラマは典型的な韓国ドラマの様に主人公は財閥のお嬢様、お坊ちゃまではない。
悪役がお金持ちだという構図だ。
このあまりにも儒教的「長幼の序」がしんどすぎるのだ(>_<)
ドラマはオーバーに描いているとは思うけれど、やはり本質的に
韓国は長幼の序、弱肉強食社会で、とても不公平な社会だと思う。
「愛の不時着」なども同じだけれど、そこにユーモアがあるので、
救われるけれど、このドラマはコメディ要素がほぼ無い。
たった0.1%の就業人口の韓国5大財閥。
エリート大学を卒業しても、なかなか叶わない豊かな生活。
大学進学率は日本をはるかに超えているのに。
どのドラマを見ても財閥が登場するという事は、その少ないチャンスを
夢見ている人が多いのかもね?
現実はアルバイトさえ、大変な競争率と聞きます💦
その財閥はファミリー経営。
まさに儒教精神が未だに続いている韓国。
なので、ドラマの中で親は絶対的存在でいい年になった子供にも
気に入らないことがあれば暴力がフツーって驚く(@_@)
2020年の世の中にですよ(@_@)
お金と権力が幅を利かし、公権力すら、それに忖度しまくり。
ピーナッツ姫事件が起こる国だもの、ドラマの中だけではないんだろう。
ドラマを通じて、なんとなく韓国人がアメリカをはじめとする世界に
出ていくのが分かる気がするわ~
その実態に付いていけない人達は海外に活路を見つけるのだろうね~?
まあ、そういう部分がユーモアが少ないドラマではキツ過ぎて
見る意欲を削ぐのよ。
ビジネス物として見ると名セリフもかなり登場するのよ。
例えば・・・
「1回だけ?今1回、最後に1回、一瞬は楽になる。
だけど繰り返すうちに人は変わってしまう」などなど
ハッとする事も多いのですけれど。
本国の韓国での評判は日本ほど高くないそう。
日本人がハマる理由はどこなんだろうね?
韓国ドラマや映画は美男美女が登場するロマンティック・コメディが
私にはちょうど良いんだと思う。
そんな、こんなでこの「梨泰院クラス(イテウォン・クラス)」は
外食業界が中心なので美味しそうな食事シーンも多く、
例年よりも韓国料理が食べたくなる昨今・・・
赤坂で有名韓国料理を食べました!
牛骨スープで美味しいソンロンタンが魅力の赤坂一龍
昨今、東京でコリアンタウンというと新大久保って事になっていますが、
少し前までコリアンタウンは赤坂でした✌
美味しい韓国料理のお店が軒を連ねています(今でもね~)
その中でもダントツの人気を誇るのは『赤坂一龍』本店、別館ともに
同じビルにあります。
辛い韓国のスープも大好きですが、たまにコムタンクッパのような
白濁したテールスープを食べたくなります。
でも、美味しい所ってほぼないのよね、コムタン。
そのコムタンっぽいのがソルロンタン(このお店ではソンロンタン)
韓国のお惣菜バンチャセットでソンロンタンを。
やっぱりバンチャがずらーっと出そろうと韓国・・・って感じするもんね。
コクがあるスープ😍
塩味は薄いので、好みで塩をパラパラすると美味しい~😍
滋味豊ってこういう事をいうのね~
バンチャセットにするとゆうに2,000円を超えますが、
単品だと安いのよ✌。
クッパも美味しいのよ~😍
ユッケジャンクッパもこのクッパも900円以下だったと思う。
これ、ヴェネツィアで食べたズッパと同じ味💡
人気店でも人気のわりに・・・というお店も多いですが、
ここは間違いなく美味しいです!
醤油漬け渡り蟹のカンジャンケジャンでランチ!
ケジャンというとヤンニョム・ケジャン、真っ赤な蟹のキムチだと
思っていた。
美味しいよね~大好き😍
何年か前に『プロカンジャンケジャン』というソウルの有名店が赤坂に
出店し人気だという番組を見て初めて醤油味のケジャンが存在すると知った(@_@)
番組では白いご飯に美味しそうなカンジャンケジャンの内子とカニ味噌を混ぜ混ぜして
食べていて憧れた~😍
そのお店を調べると、と~ってもお高い💦
なので本場の韓国に行く事にした。
しかし行ったのは釜山なので、ケジャンの本場ではなかったワケよ(´;ω;`)ウゥゥ
それでも、探して食べたのだけれど、ほぼ生臭いものが多くがっかり・・・
(美味しい所もあったけれど)
初めての韓国旅行の記事はここからね~⏬
最近はすっかりカンジャンケジャンの事は忘れていたけれど、
韓国ドラマで思い出し食べに行きました~
韓流のスターが来日すると来るらしいこのお店。
芸能人の写真がたくさん飾られています。
とにかく高いわ~( ;∀;)
この価格なのでランチには不向き(´;ω;`)ウゥゥ
憧れはこちらのランチだったんだけどね。
憧れのカニ味噌ビビンバも2,660円(@_@)
キムチとナムルは気持ちついてくるけれどスープは無し。
見た目がかなり寂しい・・・
カニ味噌が寂しい・・・
まぜまぜした食べたけれど、カニ感というか、
ケジャン感が全く感じられず💦
この量じゃね~
こちらはプラスユッケのほう。
ユッケは間違いなく美味しいので、こちらのほうが美味しく感じた。
けれど、カニ感は感じられず、ユッケビビンバって感じ💦
カンジャンケジャンそのものを食べているお客が多かった。
それは、美味しいでしょ~
でもな~ずいぶんと高級だしな~
食べているのは若いグループだったな~
若者はリッチだな・・・
金額に糸目をつけない方はぜひどうぞ!